で、昨日の話である。
のラインでＢＧＭがわりにテレビをつけっぱなしにしつつ、一週間分の新聞を見直していたわけである。
先日、千葉の動物園から逃亡劇を演じた「アフリカハゲコウ」の愛称募集だそうであるそうな。話題になったのをきっかけに人気者にしようという天晴れな戦略であるが、なかなか難しいであろう。
なにってその容貌である。
タマちゃんをはじめとする話題の人気動物というのは、それぞれファミリー向けの可愛さを持っていた（しかし川原等で幼児が「たまちゃ〜ん」などと叫ぶのはヤラセ、または演出であろうと推察する。僕の知る幼児は、ああいうときに都合よく叫んだりしない動物である。さらに言えば、ああいう映像のとき幼児らはその前か後、必ずカメラ目線になる。「これでいいの？」とばかりに。長いね、カッコが）。
ところがこのアフリカハゲコウは、可愛くないとは言わないが、そのルックスはあまりにも渋い。
多分、「歌丸」、「波平」、「ともぞう」等の応募が相次ぐであろう。いや、これはＢＧＭに引っ張られすぎか。いうまでもないが歌丸師匠や波平さんや、ともぞうじいさんは十分に可愛い。
番（つがい）で募集中だそうであるが、「逃亡者」だからって、「キンブル」と「おりん」などというのは、あきらかに「アラフィフ以上」のオヤジで、しかもＢ級時代劇好きであること間違いなしであろう。
