2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

関頑亭「雪となまずと仏画展」

暖かな一日だった。 今日はあきるの市のギャラリー「綜藝舎」まで足を伸ばして、関頑亭先生のに行って来た。 頑亭先生は国立を代表する芸術家。木彫家で仏師で画家だ。85歳。国立の市宝といわれている。奈良時代に行われていた幻の技法「脱活乾漆」を復活…

中島さんと太田の謎

またしても群馬県太田市の話である。しつこいのは百も承知二百も合点だが今日で終る。お許しを。 太田市といえば富士重工の企業城下町として知られている。富士重工の前身はといえば「中島飛行機」だ。 中島飛行機とは先の大戦までの戦闘機の多くを製造した…

やきそばで町おこし?

で、群馬県太田市の話の続きである。 群馬県太田市は「やきそばの町」だそうである。なんでも、秋田県横手市、静岡県富士宮市、と群馬県太田市が「やきそばリンク」というの結んでいるということなのだ。太田市観光協会のホームページで見たから間違いない。…

ノーネクタイで群馬まで

群馬県は太田市に行って来た。日帰り出張。 上州名物は「かかあ天下にからっ風」というくらいだろうから寒かろうとマフラーをしていった。黒いコートにオレンジのマフラーでちょっとハリー・ポッター気分(なこたぁない)。 電車に乗ってマフラーを外したら首…

ほんやらなまず句会1月例会 2

それでは、朋輩の皆さんの秀句佳句を一気にご紹介。 ふる里や心は近く足遠く 萌 思い出をたぐりつつつく手まりかな 萌 正月や夢二の絵があり旅の宿 萌 凧あがる空と心にひとつずつ 章 風止みて凧のつかまるものもなく 敬記 掌にたより少し届きて凧あがる 敬…

ほんやらなまず句会1月例会 1 

毎月言っていることだが、国立には「ほんやらなまず句会」という名前の俳句の会がある。 毎月1回、国立東の画廊喫茶「キャットフィッシュ=エソラ」に集まり、元・「MORE」「コスモポリタン」編集長の宗匠・安藤二庵氏を中心に運営され、僕もその末席を…

ここたのさくら

CDを聴こうとラックを探っていたら見慣れないCD。りんけんバンド。俺、こんなの持っていたかなぁ。あっいけねぇ、図書館のだ。借りっぱなしで忘れてた。いかんいかん。 というわけで、自転車を飛ばして図書館に返却してきた。 帰り道、あまりに寒いので…

中西京子「夢かぶき人形展」(福岡三越)

たった1泊2日の福岡行きで4日も引張ってしまって申し訳ない。くどい性格はちょっとやそっとでは直らないのでご容赦いただきたい。 福岡で地下鉄に乗っていてふと目に入ったのが一枚の車内吊り広告「中西京子“夢かぶき人形展”」 狐忠信が鼓を持って飛び上…

博多っ子純情 と百鬼園先生

紀行文を読もうと内田百鬼園先生の「第一阿房列車」をブックス・キューブリックで買い求めたところまでお話しした。 復路はそれを読みながら帰ってきたわけだが、それがまた「博多っ子純情」につながる。 高校生の六平が悪友の阿佐道夫と一緒にある謎解きに…

ブックス・キューブリックと博多っ子純情

で、昨晩ホテルに帰ったのは深夜二時だった。 ふとテレビをつけたら「ブラックジャックによろしく」をやっていた。妻夫木くんファンなのでつい見てしまいまた夜更かし。 朝八時に目覚めふとテレビをつけたら「ガラスの仮面」をやっていた。初めて見た。すべ…

福岡にて

出張で福岡に来ている。南だから暖かいと思うのは大いなる誤解である。福岡は日本海側の都市、東京より底冷えがする。しかも今日は大寒、一番寒い日だ。念のいったことに雪まで降って来た。 僕などはまだいいが仲良しのフリーライター・大津なほ子嬢は明後日から津…

よく考えよう、われわれの子供

耳について離れない曲がある。特にCM音楽に多い。全然好きじゃないんだけど繰り返し聞いている(聞かされている)うちに、気が付くと無意識に口ずさんでいたりする。メロディや歌詞が単純な方が覚えやすいことは言うまでもないだろう。 最近の好事例は「よー…

「能面・狂言面展 身近に見て知る能楽の神秘と美」

長くなったので昨日の日記には書けなかったが、「新春 能・狂言鑑賞会」会場であるルネ小平・大ホールの脇の「展示室」で開催されていた展示も素晴らしかった。開演前と終演後の2回行ってしまった。ともに主催は小平市(!)。おそるべし小平市。 「能面・狂言…

 ぬけがらと小鍛冶

近所にお住いの仲良しのエッセイスト・羽生さくるファミリーからチケットをいただいて、小平駅前の「ルネ小平」で開催された「新春 能・狂言鑑賞会」に行って来た。さくるファミリーで行くはずだったのだが、ご子息てるくんの少年野球のビッグ・イベントと重…

寒い日にペス号と

今日は寒かったなあ。雪が降っている。 こう寒いと逆に頭をキーーーンと冷やしたくなる。 午前中床屋さんに行って短めの角刈りにしてもらった。寒さで頭が冴える。気がする。 昼ごろはふと思い立って「マイCD」の制作。そういえば中学の頃は毎日エアチェッ…

「バーティミアス」ふたたび

今、もっとも幸福なお父さんの一人である方の話である。 金原瑞人さん。法政大学教授にして児童文学者。そして超・売れっ子翻訳家。 このたび愛娘・ひとみさんが「蛇にピアス」で芥川賞を受賞された。 おめでとうございます。 さて、最近での金原さんの翻訳…

田沼武能写真展「東京の中の江戸」

金原ひとみさん、芥川賞ご受賞おめでとうございます。 金原瑞人さん、お嬢さんのご受賞おめでとうございます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日は久々の銀座。2丁目のギャラリー・アートグラフに、田沼武能写真展「東京の中の江戸」を…

山下敦弘監督作品「リアリズムの宿」

山下敦弘監督作品「リアリズムの宿」の試写会に行って来た。渋谷・ユーロスペース一階の東芝試写場にて。 言うまでもないが原作はつげ義春だ。つげさんの旅マンガ「リアリズムの宿」と「会津の釣宿」がモチーフになっている。 ロードムービーである。大して…

素敵な朝のコンサート

年明け第一弾の蕃茄庵企画である。いや嘘を言っちゃいけない。僕ではなくツマの企画だ。それも正確じゃないな。ツマが役員をしている「NPO立川子ども劇場」国立ブロックの企画だ。告知なので、以下ですます調に変更。********************…

成人式

今日は天神様で「どんと焼き」。塞の神送りだ。正月のお飾り等を燃やしてその煙を浴びるとその年は風邪をひかないという。 天神様の梅林にはちらりほらりと晴れ着の女性。そうか、今日は成人の日でもあるんだな。 今年も各地の成人式が荒れたそうである。完…

男とは・・・。

朝8時にテレビの前に陣取り「NHK週刊ブックレビュー」を見る。 仲良しの「やまんばうさぎ」さんがフィルム出演をするのだ。今回の特集は永江朗さんが、全国の変り種書店を紹介するという企画だ。和歌山の山奥の村で書店を営む「やまんばうさぎ」さんの日…

聖地巡礼

今日は長女・花子(仮名・小4)と出かけた。 まずは阿佐ヶ谷だ。映画「連句アニメーション 冬の日」を見るのだ。 「ラピュタ阿佐ヶ谷」にて。 阿佐ヶ谷パール商店街の「はなまるうどん」でゆっくり昼食を食べてたら上映時間が迫ってきてしまった。あわてて花…

亜樹山ロミライブ(吉祥寺・赤いカラスにて)

昨日は「ON THE TABLE 」(安西水丸 + 和田誠)まで書いて力尽きた。そのあと吉祥寺に回ったのだ。 僕のホームグラウンドである吉祥寺・赤いカラスにて亜樹山ロミさんのライブ。 ロミさんはベテランのジャズシンガー。毎度言っているけど僕が15年通いつめる憧…

「ON THE TABLE 」安西水丸 + 和田誠

最初にお知らせから。 この日記にたびたび登場の「やまんばうさぎ」さんがテレビに出ます。 やまんばうさぎさんは僕が最も尊敬するビジネスパーソンの一人。和歌山県の美山村という山間の村で書店を営んでいる方だ。 番組はNHKBS2の「週刊ブックレビュ…

藤井輝明著『運命の顔』

2004年第1号の読書感想文である。他にも読んではいるんだけど入手困難な本は除外しているのでといつものいいわけ。 この『運命の顔』は、生まれつき「血管腫」という顔に痣と腫れができる難病を負ったにも拘らず、前向きに自分の力で運命を切り開いていった…

BE STUPID !!

今日は仕事帰り高円寺で途中下車した。 林るいさんの個展を見に行くためだ。会場は駅から徒歩3分すぐに見つかった。 でも・・・・・、閉まっていた。その時、時刻は20時10分。会場であるギャラリーカフェのホームページには21時までと書いてあったような気がした…

仕事始め

今日は仕事始め。 僕がまだ若い頃は女子社員の半分近くが仕事始めには着物だったような気がするけど、いまはほんの数える程度。そりゃそうだよね、昔は、初日は社内を挨拶して回ったり記念写真撮ったりしてまったりと過ごしたんだけど、今は初日からガンッガ…

1月4日のサザエさん症候群

明日から仕事である。また退屈な日常に戻っていく、と言いたいところだが、年末にやけになって打っちゃっておいたものの山が、一週間前とそのままの姿でデスクの前に残っているはずだから(親切な小人さんでもいないかぎりね)、退屈しているヒマもなさそうだ…

新春歩き初め

昨日、今日とドラマ「ウォーターボーイズ」の総集編を見てしまった。こういうものを見てつくづく思うのは「ああ、俺は男の方が好きだ」だな(誤解されそな表現だ・・)。 お年玉でにわか成金の長女・花子(仮名・小4)、「ミメルショット」とやらいう玩具を買うと…

いろんな買い物、もらいもの

今日は各百貨店の初売り。福袋で賑わう日だ。午前中、ツマと連れ立って隣町、立川に行って来た。福袋に興味はないのだが、家で寝ている次男・三吉(仮名・小1)に「お年玉でゲームボーイのメモリーカード買ってきて」と頼まれたのだ。 立川の駅前は大変な混雑…