寒い日にペス号と

今日は寒かったなあ。雪が降っている。

  こう寒いと逆に頭をキーーーンと冷やしたくなる。
  午前中床屋さんに行って短めの角刈りにしてもらった。寒さで頭が冴える。気がする。
  
  昼ごろはふと思い立って「マイCD」の制作。そういえば中学の頃は毎日エアチェック&ダビングばっかりしていたなぁ。

  午後からは長女・花子(仮名・小4)とキャットフィッシュへ。前々から店主・マスオさんの愛犬・ペス号と遊びたいといっていたのだ。

  ペス号はキャットフィッショのアイドルだ。とにかく元気で愛想のいい犬で、ピョンと飛びついて来ては顔をペロペロなめる。軽量だが飛びついてくると目方にして10倍近い僕がよろけるほど力が強い。
  甲斐犬の流れを汲む雑種。こういうのが一番賢くて長生きする。それになかなかの器量よしだ。

  愛想がよくてペロペロなめると書いたが、家の前につながれているときには、知らない人が入ってくると激しくほえるという。番犬としての仕事もちゃんとしているのだ。仕事とプライベートをキッチリ分けるタイプなのかもね。
  
  相手が犬好きかどうかも敏感に察知する。僕などは初対面の時から飛びつかれた。マスオさんのお姉さんによると、おじさん、とりわけ太ったおじさんが好きだという。なるほど、と悲しい納得。また逆に子どもはあまり得意でないとのことである。

  今日、花子とペス号は最初はお互い距離感を測っていた。花子は僕の陰に半身隠れているし、ペス号は僕にばかり飛びかかってくるし・・・・。が、しばらくするとすっかり仲良しになって、二人で床を転がりまわってじゃれあうようにまでなった。

  家に帰ってからも花子はペス号の話ばかりしていた。