2003-01-01から1年間の記事一覧

大晦日のカレンダー

今日は大晦日。大掃除はあきらめた。今日は何にもしない。二日酔いだし。なんて考えながら着替えていたらジーンズに穴が開いているのに気がついた。 穴あきジーンズをはいてカッコいい年齢でも体型でもない。買いに行くことにした。 出かけようとしていたら…

KEIRINグランプリ03

今日は「輪界」最大の決戦、「KEIRINグランプリ03」である。 戦場は、調布の京王閣だ。最近では「東京オーヴァル」っていう二つ名前がある。大きい事言うなぁ。競馬場も陸上競技場もみんなオーヴァルなんだけどね。 今年も嵐山一家の出陣である。嵐山光三郎…

嗚呼、なにがなんだか

二日酔いである。昨晩の「はがきゑ展」の打ち上げは、皆が持ち寄った「いずれ劣らぬ美酒揃い」。曰く、雪中梅、越乃寒梅、幻の加賀の庄、土佐鶴などなど。どれどれお毒見、などといっている間に飲みすぎてしまった。 寝不足である。宴会から帰った後、スポー…

はがきゑ展最終日

2週間にわたった「はがきゑ展2003」も今日が最終日。 この展覧会は、故・山口瞳先生の肝煎りで始まったもので、17回目になる。国立在住および縁のあるアーティストが一堂に会する展覧会だ。 今日はその最終日で打ち上げ。展覧会の打ち上げに名を借りた大忘…

ほんやらなまず句会12月例会

「数え日」である。 わずかに残った今年の日々のことを俳句の方では「数え日」というそうだ。今日の東京新聞の夕刊の俳句欄に載っていた、俳人・土肥あき子さんのコラムで知った。 毎月言っていることだが、国立には「ほんやらなまず句会」という名前の俳句…

朴慶南『私以上でもなく、私以下でもない私』

朴慶南さん待望の新刊である。 今日、そろそろ年賀状の準備をしようと今年のお正月にいただいた年賀状を整理していたら次のような文面の年賀状が出てきた。「『私以上でもなく、私以下でもない私』。こんな新しい本が春には出版される予定です。(中略)200…

トップ5

12月17日の日記で紹介した「バーティミアス」が売れているようだ。いろいろな調査があるけれど、僕が一番信頼している機関の調査で初登場、総合の第5位。上位4位までが「バカの壁」「世界の中心で・・・」「ビストロスマップ」「ローマ人の物語」とい…

道行 江戸の先まで

一昨日、昨日と江戸の粋に耽溺した話を書いたが、今日はもうちょっと先まで行って来た。って無意味に仰々しい書き出しだね。なんのことはない、つまりは仕事で茨城県の江戸崎まで行って来たのだ。 江戸崎というのは霞ヶ浦のちょっと南、競馬のトレーニングセ…

道行 神楽の路地

そういうわけで終演後8時50分、楽屋口で待ち合わせ。先ほどのキリリとした裃姿とはうって変わってシックな茜色の着物姿の寛也師匠。手にはその艶っぽいスタイルとはアンバランスなジェームス・ボンドが持ちそうな黒のアタッシュケース。中には三分割した太棹…

 八段目 道行旅路の嫁入

ゴホンといえば龍角散、師走といえば忠臣蔵である。 国立演芸場にて「女流義太夫演奏会」。出し物は「仮名手本忠臣蔵」のうち「八段目 道行旅路の嫁入」「六段目 勘平切腹の段」「七段目 祇園一力茶屋の段」。 この日記にもしばしば登場する畏友・鶴澤寛也師…

国立三中OB吹奏楽団 20周年コンサート

今日は、ツマと「国立三中OB吹奏楽団 20周年コンサート」に行ってきた(国立芸術小ホールにて)。 この楽団は名前の通り、国立市の南部にある市立中学校「国立第三中学校」の吹奏楽部のOBによって構成される楽団だ。年齢は下は卒業したての15歳から上は創…

仁義なき戦い  蕃茄探偵犯科帖より

今日、所用あって2ブロック離れた知人宅に行こうと玄関を出たら、道路にグリーンの紙くずが落ちていた。拾って広げてみると隣町に新規開店するというパブ「ジュテーム」(仮名)の求人ビラだ。「しょうがねぇなぁ」と家の外掃き用のゴミ箱に捨てて再出発。知…

ロミちゃんを先生と呼ぶ子らがいて。

今日は、渋谷はスぺイン坂のジャズバー「BABYTALK」にてクリスマスジャズライブ。 今宵のスターは毎度お馴染み亜樹山ロミさん。 僕が15年通いつめる憧れの歌姫だ。 このお店にくるのは二度目。前回来たときは一年半前、サッカーワールドカップの真最中で、渋…

奈良のついでに近江まで

今日は日帰り出張で奈良。やたら本数が増えたのぞみちゃんで京都に出て、そこから近鉄で奈良へ。奈良と言ってもいささか広うござんすが、長屋王の木簡が出土したあたりである。 仕事もほぼ順調に終わり、時計を見たら三時半。うーん微妙な時間。とりあえず近…

バーティミアス 〜サマルカンドの秘宝〜

これは凄い本が出てきたなぁ。『バーティミアス 〜サマルカンドの秘宝〜』だ。これは凄い本が出てきたなぁ。『バーティミアス 〜サマルカンドの秘宝〜』だ。 よく「世の中には人間は2種類しかいない。魔法使いを受け入れられる人と受け入れられない人だ」と…

スペシャルな日々

年末になるとテレビもスペシャルが多いね。 昨日が水戸黄門スペシャルで、今日が「俺たちの旅」スペシャル。始まってから帰宅したのだけど、ツマが見ているのを横目で見ながら夕食を摂った。僕はこのドラマは再放送でしか見ていない。それほど強い思い入れは…

水戸黄門

見てしまいましたぜ、水戸黄門3時間スペシャル。1000回記念だそうだ。僕が小学校3年の時からやってるらしい。 今回のスペシャル、歴代レギュラーもいろんな役で出演するのがご馳走になっている。〔本日出演の歴代レギュラー(順不同)〕 レギュラー時と…

何にもしない日

ツマと連れ立って11時の開店と同時にエソラ(=キャットフィッシュ)へ。昨日初日の「はがきゑ展」だ。 実は昨日も朝一で来たんだけど、もう一回ゆっくりと見たかったので再訪。 今年もいろいろな作品がある。仏画もあればパステルの風景画もある。ファンタジー…

切り裂かれた十八分。

今日は「映画『無法松の一生』と完全復元パフォーマンス杉並公演パート? 〜〜切り裂かれた十八分」と言うイベントに行ってきた。場所は蚕糸公園近くの「セシオン杉並」。結論から言うと、かなり面白かった。だから今日の日記は長いぞ。 「無法松の一生」をご…

シネマ落語「大統領の陰謀」

師走と言うぐらいだから忙しいのだけど、すべてを投げ打って定時であがり、夜は落語に行った。 シネマ落語でダスティ・ホフマン、ロバート・レッドフォード「大統領の陰謀」。ご存知、立川志らく独演会「志らくのピン」 Part2である。国立演芸場にて。「くに…

今日が誕生日の有名人

今日、12月11日が誕生日の有名人<俳優> 保坂尚輝 加賀まりこ 小川真由美 宮崎美子 黒谷友香 山本富士子<音楽> 原由子 谷村新司 東海林太郎 前橋汀子<漫画> 秋本治 北見けんいち<お笑い> 林家いっ平 井出らっきょ 山崎拓<その他> ソルジェニーツィ…

 富士見湯のこと 2

もうすぐクリスマス。 ところで、サンタクロースの存在を信じなくなるのって、何歳ぐらいなんだろう。きっとその家庭環境によってマチマチなんだろうけど、そのきっかけっていうのは似たりよったりだよね。1 意地悪な姉とか兄によって教えられる 2 おませな…

グリーンボーイ

今朝、中野駅で地下鉄を待っていたら、突然の大声に驚かされた。 「パンタ良〜〜し!!」「パンタ良〜〜し!!」 おっ!? 頭脳警察か? と思った(うそ)。 振り向くとモスグリーンのジャケットにドゴール帽が二人。営団地下鉄の運転士さんだ。必死の形相で叫んでい…

父の本  下谷保村御用留

「父の本」とタイトルには書いたが正確ではない。「父とその仲間たちの本」だ。 『天保九戌年 下谷保村御用留』。くにたち近世史の会発行。私家版である。 「下谷保村」とは現在の国立市谷保のうち天神様より東のエリアをいう。 「御用留」とは村に送達され…

 はがきゑ展 2003  

今日はキャットフィッシュ(=エソラ)で「ほんやらなまず句会」。今回は忘年句会で持ち寄りパーティー。一人一品持ち寄りということで、「つるかめ」で缶詰(鯖の水煮とか)をカバン一杯買い込んで持っていった。あと、マヨネーズも。でもそれぞれが自分の食べら…

隣町の老舗デパート(特に名を秘す)にて

最近、朝晩めっきり冷え込むようになってきた。伊達の薄着で風邪をひいてもつまらない、そろそろコートを出そうと思ってツマに言ったら、「捨てたじゃん}えっ、そうだっけ?「うん、春にクリーニングに出そうと思ったら襟と袖が擦り切れてるからって」あ、そ…

潮田登久子写真展「本の景色」

潮田登久子さんの写真展「本の景色/Biblioteca」に行ってきた。会場は早稲田大学中央図書館のラウンジ。 同内容の展示を今までコンテンポラリー・フォトギャラリーや東京国際フォーラムでされてきたが日程が合わず涙を呑んできた。今回も危うかったが最終日の…

富士見湯のこと

先日、僕の生家が風呂屋をやっていたことを書いた。また創業者の祖父が富山から上京してきたことも書いた。 するとエッセイストの羽生さくるさんから問があった。その質問内容は、彼女の知り合いの風呂屋さんも富山出身で、東京の風呂屋はみんな富山出身だと…

リスボン特急は海と森を目指す

経営コンサルタントの朝倉潤さんと、友人でNY通のミーファ嬢(仮名・?歳)と3人で荻窪駅前のポルトガル料理店「海と森」へ。名目は僕と朝倉さんで1年間取り組んできた仕事が一応終ったその打ち上げだ。ではなぜミーファ嬢がいるのか? 実は今日の宴には伏…

ほんやらなまず句会11月例会 2

昨日に引き続きまして、朋輩たちの佳句・秀句を一気にご紹介。 便り来て心に影ひく灯し時 萌 さようなら五文字の手紙残り柿 萌 便りなき頼りなき身に夜は長く 萌 十五夜に虹の輪かかり雨便り 章 訃報打つ指先重く夜の長き 章 置き手紙もみじ一葉風に舞い 章 …