俳句

映画を見て桜見て、撤収

今日は久々の映画。 「映画相棒 Xday」 僕とツレが夫婦50割。 花子が学割。 そういえば前回見た映画も「相棒」だった。入院中に行った。そのときもらった小野田官房長のポストカードは今も大事にリビングに飾っている。 (下は今日の新聞) 僕は病後、視野…

俳人・土肥あき子さん来たる

国立の人気ポータルサイト「国立ハッピースポット」の中の「国立ハッピーTV」(←クリック)のコーナーで、ギャラリービブリオの動画を紹介いただいた。 明らかにウチのが一番よくまとまってるし映像もきれいで構成もいい。って、東京MXさんのだから当た…

仕事始め

今日は仕事始め。去年も書いたが女子の着物姿がますます減った。ならば、男たちよ! 三波春夫のような怒涛に富士の着物を着たまえ、と提案したのだが、どこにあんな柄の生地を売っているんだ? などと返されてしまった。漁港にでも行って使わなくなった大漁旗…

師走句会

年賀状のデザイン(というほどのものではない)をした後、半年振りに句会に出席。スケジュール上の都合で暫く休んでいたのだけど、一年の納会と言うことで参加。実はそのことをほとんど忘れて昼寝をしていたんだけど、マスオさんから電話があって思い出した。…

俳句と既視感

今日の、僕にとっての最大のニュースはこれだな。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 歌手・安倍なつみさん、エッセー集で盗作…発売中止 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小室哲哉やaikoの詩だったそうだ。たしかに本人の軽率さが最大の要因だけど、周りが事前に気づい…

よりよき「上五」を求めて

町中で七五調、五七調を見かけると、つい「上五(上の五文字)」または「下五(下の五文字)」を附けたくなってしまう。この場合だったら、「時雨るや」あたりかな。いや実はこの写真を撮ったのは春だったので、 春雨や春時雨春雨や菜種梅雨 あたりになるだろう…

NHK俳壇に土肥あき子さん

去年の暮れに、義太夫三味線の鶴澤寛也師匠に、「若手女流義太夫関係者の間で静かなブームになっている」、とその作品世界の素晴らしさを教えられ、それ以来すっかりファンになってしまった若手俳人・土肥あき子さんがテレビデビューすると言う話を聞いて前…

27万人が蕃茄の俳句を・・・・

昨日、「普段の句会ではせいぜい10人にしか読んでもらえない駄句が、数万人の人に読んでいただけるとはありがたいことこのうえない」と書いた。 今日、某筋で確認したら「週刊朝日」の発行部数は27万部だった。だから正しくは、 「普段の句会ではせいぜ…

数万人が蕃茄の俳句を・・・

さて、皆の衆。まずはお近くの書店、コンビニ、雑誌スタンド、駅売店に行き、「週刊朝日」6月11日号をお買い上げいただきたい。そして118ページ、119ページをご一読いただいた上で、以下の拙文をお読みいただきたい(エラソーですんません)。・・・・・…

他流試合 in 国立の自然と文化を守る会 承前

そういうわけで句会が始まった。 句会の季題は「蛙」。作品はあらかじめ幹事のシュウさんのところにそれぞれ無記名で送ってあり、すでに集計されて印刷物になっている(もちろん無記名で)。 はじめに嵐山先生から、「作品を見せていただきましたが、“季重な…

昨日の続き。昨日はダブルヘッダーだった。「学校法人・吉永学園(仮)評議会」が終わるやいなや、タクシーを飛ばして谷保天満宮に走った。市内・ふたば幼稚園理事長・小沢孝造氏が会長を務める「国立の自然と文化を守る会」の総会が天満宮のホールであるの…

ほんやらなまず句会3月例会 2

それでは朋輩たちの秀句佳句を一気にご案内。 強情で薄情な目で春の海 健治 幻滅を連れ春風ひざの上 健治 野良仕事伸びする背中春の風 萌 丸文字のピアノ教室燕の巣 敬記 ひと吹きで落ち葉集める春嵐 暁美 床の間の闇仄白く内裏雛 暁美 風光り口笛高く野を渡…

ほんやらなまず句会3月例会 1

今回の季題・兼題は「音楽」(特に「ジャズ」)。春の気候(春雨、春風、春嵐、春の雪等)」。 ではさっそく吉例により拙作からご案内。 ゴミ出しの足元にほら春風 春北風(はるきた)に紺のブルマも跳ねにけり 春泥や褒められたくて積みし嘘 春風に押されて…

ああ、ひなまつり

あのなんだね、ケリー候補ってのはサザエさんに出てくる外人みたいな顔してるね。 さて、今日はひな祭り。さっき帰宅してテレビと差し向かいでハマグリのお吸い物をいただきました。 ここでひとつ告白をすると、僕は「合コン」なるものに参加したことがない…

俳句BOMB 2004年2月号〔2〕

それでは朋輩のみなさんの秀句佳句を一気にご案内。 寒時雨幼なじみの訃報あり 萌 寒の朝亡母の肩もむ夢で覚め 萌 鉄棒の掌にまとひつく余寒かな 敬記 観梅の話などする停留所 敬記 空缶や渡り切ったか寒の道 敬記 寒参り無明長夜の身を律し 俊夫 寒紅をさし…

俳句BOMB 2004年2月号〔1〕

毎月言っていることだが、国立には「ほんやらなまず句会」という名前の俳句の会がある。 毎月1回、国立東の画廊喫茶「キャットフィッシュ=エソラ」に集まり、元・「MORE」「コスモポリタン」編集長の宗匠・安藤二庵氏を中心に運営され、僕もその末席を…

ほんやらなまず句会1月例会 2

それでは、朋輩の皆さんの秀句佳句を一気にご紹介。 ふる里や心は近く足遠く 萌 思い出をたぐりつつつく手まりかな 萌 正月や夢二の絵があり旅の宿 萌 凧あがる空と心にひとつずつ 章 風止みて凧のつかまるものもなく 敬記 掌にたより少し届きて凧あがる 敬…

ほんやらなまず句会1月例会 1 

毎月言っていることだが、国立には「ほんやらなまず句会」という名前の俳句の会がある。 毎月1回、国立東の画廊喫茶「キャットフィッシュ=エソラ」に集まり、元・「MORE」「コスモポリタン」編集長の宗匠・安藤二庵氏を中心に運営され、僕もその末席を…

ほんやらなまず句会12月例会

「数え日」である。 わずかに残った今年の日々のことを俳句の方では「数え日」というそうだ。今日の東京新聞の夕刊の俳句欄に載っていた、俳人・土肥あき子さんのコラムで知った。 毎月言っていることだが、国立には「ほんやらなまず句会」という名前の俳句…

ほんやらなまず句会11月例会 2

昨日に引き続きまして、朋輩たちの佳句・秀句を一気にご紹介。 便り来て心に影ひく灯し時 萌 さようなら五文字の手紙残り柿 萌 便りなき頼りなき身に夜は長く 萌 十五夜に虹の輪かかり雨便り 章 訃報打つ指先重く夜の長き 章 置き手紙もみじ一葉風に舞い 章 …

ほんやらなまず句会11月例会 1

ああ、12月にはいってしまった、いかんいかん。... ... ... ... ... ...国立には「ほんやらなまず句会」という名前の俳句の会がある。 毎月1回、国立東の画廊喫茶「キャットフィッシュ=エソラ」に集まり、元・「MORE」「コスモポリタン」編集長の宗匠…

ほんやらなまず句会10月例会 2

引き続きまして、朋輩たちの佳句・秀句を一気にご紹介。 栗載せしケーキに定年祝いけり 敬記 書き留めて置きし日の過ぎ秋彼岸 敬記 どんぐりや小さき靴と干されけり 敬記 一房のぶどうの重く一途なり 章 世の深さ探りて歩く月明り 章 秋灯や長そでシャツのし…

ほんやらなまず句会10月例会 1

国立には「ほんやらなまず句会」という名前の俳句の会がある。 毎月1回、国立東の画廊喫茶「キャット・フィッシュ」に集まり、元・「MORE」「コスモポリタン」編集長の宗匠・二庵氏を中心に運営され、僕もその末席を汚している。「ほんやら」は歌手の中…

ほんやらなまず句会9月例会 2

さて、お待たせしました。続いて朋輩たちの秀句・佳句を一気にご紹介。 虫の音やはるか遠くに列車見ゆ なほ子 般若湯汲まれるを待つ蓮葉かな なほ子 もどかしく外灯のもと封を切る 萌 記念日や土産のランプに灯ともす 萌 草取りの耳に隣家のラジオ聴き 萌 遅…

ほんやらなまず句会9月例会 1

国立には「ほんやらなまず句会」という名前の俳句の会がある。 毎月1回、国立東の画廊喫茶「キャット・フィッシュ」に集まり、元・「MORE」「コスモポリタン」編集長の宗匠・二庵氏を中心に運営され、僕もその末席を汚している。「ほんやら」は中山ラビ…

仲秋の名月

仲秋の名月である。ビルの谷間から顔を覗かせたときは同僚たちから嘆声が上がるほど明るく大きく美しかった。 仕事なんかしている場合じゃないよね、なんていいながら今日も残業。 国立に着いたときにはほぼ真上に来ていた。真上に来つつも駅前はビルの谷間…

Porte de Paris パリの門

ようやく、今日あたりは涼しくなってきた。「新涼」(しんりょう)というやつかな。今日は句会。会場の画廊喫茶「キャットフィッシュ」に行く前に、いつものように旭通中央のフレンチ・カフェ「Porte de Paris」で句作した。 いつもここで俳句を練ってから句会…

犬張子

同僚の津軽美人・A子さんが今日から産休に入った。色白、長身でスポーツ万能、斗酒なおも辞せずのカッコイイ彼女が、日に日にお母さんの顔に変わっていく様は、驚きつつも微笑ましかった。 故郷の津軽での里帰り出産で、数日中に帰郷するとのこと。職場復帰…

ほんやらなまず句会 8月例会 2

昨日に続いて今日は、朋輩たちの佳句秀句を一気にご紹介。 (ここに発表して差障りのあったり、ネット上の俳号を使いたい人は連絡してね、って誰も読んでないかな) 今回の季題は「海」「夜店」「花火」「その他、夏らしいもの」。 花火から現(うつつ)に戻る交…

ほんやらなまず句会 8月例会 1

国立には「ほんやらなまず句会」という名前の俳句の会がある。 毎月1回、国立東の画廊喫茶「キャット・フィッシュ」に集まり、元・「MORE」「コスモポリタン」編集長の宗匠・二庵氏を中心に運営され、僕もその末席を汚している。 先日行われた8月例会…