俳人・土肥あき子さん来たる

国立の人気ポータルサイト「国立ハッピースポット」の中の「国立ハッピーTV」(←クリック)のコーナーで、ギャラリービブリオの動画を紹介いただいた。


明らかにウチのが一番よくまとまってるし映像もきれいで構成もいい。って、東京MXさんのだから当たり前なのだけど。うれしい。



午後、前職時代のライバル社の担当者さんの消息を聞く。いつも「敵ながらアッパレ」と思っていた人。「敵には回したくない」と宿命のライバル社なんだから絶対無理なことを願っていた人。


相変わらずお元気にご活躍のご様子。慶賀。また「恩讐を越えて」お会いしたいと思って(いやいや「恩」はあるけど「讐」は無い)、久闊を叙すメールを送った。


夕刻、美貌の閨秀俳人土肥あき子さんご来店(どう「美貌」かはお名前をクリック)。


ずっと前に、義太夫三味線奏者の鶴澤寛也師匠に、近頃お気に入りの俳句として、


「水温む 鯨が海を 選んだ日」


を教えてもらって一目ぼれ。それがきっかけとなってのお付き合い。


僕の療養中には、退院直前の冬の日に


「日溜りに癒えよ癒えよと冬木の芽  あき子」


の見舞い句をいただいた。


今日、差し入れにいただいたマドレーヌ、いったん家に持ち帰ったら、「なになになに」と餓狼の群れ。



「これは高名な俳人からいただいたものである。食いたいやつは一句詠んでから食うように」



と言い渡すと一同沈黙。こういうのは日ごろの鍛錬がものを言う。



店に持ち帰り、一人で食べることにした。