2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

夏の終わりのラプソディ

仕事から帰ってきたら、家の中が臭い。鼻にツンとくる匂い。 果たして長女・花子(仮名・高2)が髪を黒く染め戻していた。ああ、今日で夏休みも終わりなんだね。 パッケージをみると「黒髪戻し」と大書している。 「黒髪戻し」・・・・・。まるで、 〔A〕「白線流…

夏の浪速の芸尽くし(17・最終回) なんばグランド花月

〔8月9日の日記 その2・最終回〕吉本新喜劇の人気座長・小籔千豊実家詣でで勢いをつけていった先は南海本線の終着駅は始発駅「なんば」から8分のNGK。なんばグランド花月である。 うーむ微妙な時間だ。食事をするほどの時間は無いが、開場時間にはち…

夏の浪速の芸尽くし(16) 千日前のメインディッシュ〜小籔詣で

〔8月9日の日記 その1〕早いもので、今回の旅行の最終日である。もう東京に帰る。朝食は今朝も「パリーネ」のパン。義妹のママチャリを借りてひとっ走り。ちょっとチェーンがギコギコ言う。 「ゲ」を観ながらの朝食が終わったら着替えて、荷造り。段ボー…

夏の浪速の浪速の芸尽くし(15) 阪堺線車内の「聖性」について。カリン・マツコそしてディバイン

〔8月8日の日記 その8〕阿倍野からはチンチン電車の阪堺線で帰った。ちなみに阿倍野の電停は幅3尺も無くって、その脇を車がビュンビュン行くから怖い怖い。 やっと乗った電車の奥から眩い光が見えた。聖なる光。電車の奥に凄く印象的な人がいたのだ。ゴ…

告知「第14回くにたちスタジオ寄席」

もうすぐ、アクセス数が記念すべき(?)、「123456」。一両日中かな。踏んだ方はぜひご連絡ください。当選記念プレゼントとして、花子画伯直筆の「夏の終わりの団扇」をプレゼント。秋、七輪でサンマを焼くときにでもお使いください。 さて数日前、職場…

夏の浪速の芸尽くし(14) 阿倍野の「たこつぼ」

〔8月8日の日記 その7〕 藤村俊二ネコと涙の別れをした後は御堂筋線で4駅戻って「天王寺」へ。大阪市でも有数の庶民的な繁華街だ。東京で言えば池袋くらいの感じかな。 大阪に来たからにはお好み焼きを食べたいと言う次男・三吉(仮名・中2)のリクエスト…

夏の浪速の芸尽くし(13) 同居人を訪ねてホテルへ

〔8月8日の日記 その6〕銀の匙主人に見送られた僕たちは大通りまで出た。哲学の道の桜の生みの親ゆかりの橋本関雪記念館の前でタクシーを拾って「出町柳」駅まで。京阪の始発駅なのでゆっくり座っていかれる。即、爆睡のまま約50分で終点「淀屋橋」到着…

夏の浪速の芸尽くし(12) 承前・銀閣寺門前 カフェ&燻房「銀の匙」

〔8月8日の日記 その5〕 そう言うわけでやってきた銀閣寺門前のカフェ&燻房「銀の匙」。原宿の竹下通りの如き雑踏から数メートルのアプローチで、別世界の様な佇まいである。キャバリア犬のさくらちゃんもそう言っている。 汗だくで乗り込んだ僕たちを迎…

夏の浪速の芸尽くし(11) 銀閣寺門前 カフェ&燻房「銀の匙」

〔8月8日の日記 その4〕そう、会いたかった人があったのだ。 銀閣寺門前のカフェ&燻房「銀の匙」。そこのご亭主がその人。昨年の秋、京都に出張に来たときにも銀閣寺の帰り (「銀閣寺に行く出張」っていったい・・・)に寄ったのだけどお留守だった。 結構、…

夏の浪速の芸尽くし(11) 哲学の道

〔8月8日の日記 その3〕そういうわけで、庭を眺めながら寝てしまったのだ。とは言えいつまでも寝ていては大迷惑なので出発しよう。これから「哲学の道」を行くと言うと、 「暑いから水分を取りながらいきなさい」 と伯母が人数分のペットボトルの麦茶を持…

夏の浪速の芸尽くし(10) 京都。満腹と絶景と借景

〔8月8日の日記 その2〕南海電車を「なんば」で降りて地下鉄御堂筋線に乗り換え。そして淀屋橋で乗り換え京阪電車で京都に向かう。 更に京都地下鉄に乗り換え市役所前で下車。よくぞ間違えずにここまで来られたと自分たちを褒めてやりたい。 荘重に聳え立…

「石井輝男映画魂」渋谷・ユーロスペース

初日は大阪に旅行中で行きそこなった、ダーティ・工藤監督作品「石井輝男映画魂」を見に行った。渋谷のユーロスペースにて単館レイトショー公開中。 『恐怖奇形人間』『徳川女刑罰史』『網走番外地シリーズ』『盲獣VS一寸法師』『ねじ式』『直撃地獄拳』『無…

夏の浪速の芸尽くし(9) 彼方からのメール

〔8月8日の日記 その1〕 8時起床。ツレはすでに起きて洗濯をしている。僕と三吉でパン屋「パリーネ」へ朝食の買出し。見るからに美味しそうな調理パンにコーフンする三吉。ソーセージパンにするかハムロールにするか深く悩む。 朝食後、大画面で「最強武…

夏の浪速の芸尽くし(8) 再び合流、蕃茄一家

〔8月7日の日記 その4〕 国立国際美術館を出た僕と長女・花子(仮名・高2)は10分ほど歩いて、地下鉄四つ橋線の「肥後橋」へ。花子のキャリーバッグがガラガラとうるさい。人気の少ない(ニンキではない。ヒトケ)土曜日のオフィス街に響く。 ホームに着い…

夏の浪速の芸尽くし(7) 国立国際美術館「 横尾忠則全ポスター」

〔8月7日の日記 その3〕つまり、「家族と梅田の地下街で待ち合わせてオムライスを食った」ということだけなんだけど、僕が書くとかくも長くなってしまう。不思議だ。 で、家族が揃ったのもここまでで、ここでまた解散する。僕と長女・花子(仮名・17歳)…

夏の浪速の芸尽くし(6) 梅田の地下街

〔8月7日の日記 その2〕 そういうわけで、待ち合わせの時間が迫っていた!! 突然ですが旅の終わりです。 正確に言うと「一人旅」はここまでで、ここからは「華族旅行」、じゃなくて「家族旅行」となる。 待ち合わせは正午に「阪神百貨店地下のマクドの前…

夏の浪速の芸尽くし(5) 大阪歴史博物館「華やぎの装い 鴻池コレクション展」

〔8月7日の日記 その1〕 7時半起床。義妹のママチャリに乗って住之江駅前のパン屋「パリーネ」へ。義妹お勧めのパン屋で朝6時半から営業している。朝食に焼きたてのパンがいただける。国立のへんにはない文化で、わくわくする。大画面で「ゲ」を観なが…

夏の浪速の芸尽くし(4) 三代目大川竜之介率いる「劇団竜之介」

〔8月6日の日記 その4〕新世界「浪速クラブ」、今月の出演は三代目大川竜之介率いる「竜之介劇団」。 公式サイトはこちら。大衆演劇の聖地・九州を本拠とする一座だ。 まずはプロローグの舞踊ショーから始まる。一座の役者たちが歌謡曲にあわせて踊るのだ…

夏の浪速の芸尽くし(3) 新世界「浪速クラブ」で大衆演劇

〔8月6日の日記 その3〕腹ごしらえもすんだところで「浪速の芸尽くし」の第2弾。同じく新世界「浪速クラブ」の夜の部。数多ある大阪の大衆演劇の小屋の中で現役最古のものである。ここも2,3回来たことがある。 空振りだったこともある。たまたま来た…

南海電車の不思議

このデザインが不思議である。ダース・ベイダーか伊賀の忍者である。しかもこの写真ではわかりにくいが窓が円形なのである。宇宙船をイメージしてるのか? そしてもっと不思議なのがこの車両。2ドアである。通勤車両なんだけど、一両に2箇所しかドアがない…

夏の浪速の芸尽くし(2) 新世界「てんぐ」で串かつ。

〔8月6日の日記 その2〕「天満天神繁盛亭」終演後はふたたび南森町へ。堺筋線を一気に南下。「動物園前」へ。目の前にそびえる廃墟は「フェスティバル・ゲート」。半屋内型の遊園地。このエリアに遊園地は無理だろうと心配されながらオープンしたが、やは…

夏の浪速の芸尽くし(1) 「天満天神繁盛亭」へ。

〔8月6日の日記 その1〕大阪駅桜橋口についたのは6時10分。約8時間のバスの旅だった。ここから一気に南下する。いわゆる大阪のキタがこのエリア、大阪駅や梅田を中心にした地域である。一方のいわゆるミナミというのが難波(なんば)周辺。その更に南に…

夏の浪速の芸尽くし(0) 出立

ここ数日の不自然な日記を見てお気づきの読者の皆様もおられると思うが、旅行中だった。携帯で更新。 大阪に行っていた。テーマは「浪速芸尽くし」。家族旅行で一人旅。3泊4日というのか、4泊5日(うち車中一泊)というのか。短い旅程ではあるが、ギチギチ…

太い玉

「大王」というラーメン屋さん。「たーわん」と読む。微妙なユルキャラがキュート。 と思ったら「大王」ではなく「太玉」。「大きな王」ではなく「太い玉」。 意味不明。 ついでに意味不明がこれ。「たまごかけごはん」はわかるけど「ネギめし」ってなに?

お水の大学

(昨日の続き) 「終着駅」のその先を極めるには「徒手空拳」というわけにもいかない。 学歴が必要である。 そこでこんな大学をみつけてきた。 すごいなぁ、「お水の大学」。 名作「女の警察」にまさるとも劣らぬインパクト。 ぜひこちらも映画化かドラマ化を…

終着駅はどこにある?

長距離バスの行き先は当然「終着駅」である。 その先にも人生の駅はありそうだ。 とりあえず、大画面でゲゲゲを視る。

嗚呼、東京駅

鰻茶に舌鼓を打ったあと東京駅に直行。売店で東京バナナを購入。 「お気をつけていってらっしゃいませ」がお愛想とわかっていても嬉しい。 コンコースで青年に話し掛けられる。噂に聞く「度胸試しの名刺交換メソッド」らしい。弁慶じゃあるまぃし、そんなも…

『石井輝男映画魂』。渋谷・ユーロスペースにて8/7公開

職場に某・ワイズ出版の某O社長から電話があった。「蕃茄さん、引っ越した? 最近」いいえ。「あれ、変だなあ。チラシを自宅に送ったんだけど戻ってきちゃったんだよ」どの住所ですか?「国立市東×−×−×」あー、それ古いっす。二十代のころ住んでたアパート…

橋本関雪の屏風を鑑定

いつものように「開運! なんでも鑑定団」。僕はあの番組のアシスタントの女性が蓮っ葉で雑駁で、そこがいいと思っているのだが、家族の理解は得られていない。 いや、そんな話じゃなくて美術品の話である。スタジオ鑑定に登場の橋本関雪の屏風である。僕は…

「HARMONICA EXHIBITION」ロゴス・ギャラリー

昨日の夕方は吉祥寺に行った。ハモニカ横丁の前を通ったとき、「なにか大事なことを忘れている」ような気がしたけど思い出せなかった。今日になって思い出した。渋谷・パルコのロゴス・ギャラリーの「HARMONICA EXHIBITION」が始まってい…