もうすぐクリスマス。
ところで、サンタクロースの存在を信じなくなるのって、何歳ぐらいなんだろう。きっとその家庭環境によってマチマチなんだろうけど、そのきっかけっていうのは似たりよったりだよね。
1 意地悪な姉とか兄によって教えられる
2 おませな友達に教えられる
3 ママがサンタにキッスした、のを目撃した
などいろいろあろうけど、決定打は、
「おまえんちエントツないじゃん。どこから入るんだよぉ?」
だろう。大抵の子どもはこれで夢から醒め、疑り深い大人への第一歩を踏み出す。
ところが僕が子どもの頃の我が家の生業は銭湯。隣町からでも見えるような立派な煙突があった。サンタぐらいなら一個小隊だって入れる。
かくして僕は小学校の高学年までサンタクロースの存在を信じることになるのだった、ってなことはないけど、おくてだったのは事実。