いろんな買い物、もらいもの

今日は各百貨店の初売り。福袋で賑わう日だ。午前中、ツマと連れ立って隣町、立川に行って来た。福袋に興味はないのだが、家で寝ている次男・三吉(仮名・小1)に「お年玉でゲームボーイメモリーカード買ってきて」と頼まれたのだ。

  立川の駅前は大変な混雑。みな一様にデパートやブランドのロゴの入った大袋を持っている。伊勢丹の前に長蛇の列ができているのが見える。

  ビックカメラの店内は比較的静かで、目指すメモリカードもすぐ買えた。でも、せっかく来たのにすぐ帰るのはもったいないので、すこしぶらぶらして帰ることにした。

  かと言って僕ら夫婦は消費意欲が著しく低いタチで僕もツマも特に欲しいものもない。
高島屋の地下でお弁当買って帰ろうか」ということになった。ペディストリアンデッキを通って2階から高島屋に入った。

  高島屋は大変な混雑。一人でいくつも福袋を抱えている人もいれば、手分けして各ブランドショップを回っているのか携帯電話で指示を出し合っている女性もいる。ブランドにまったく興味のない妻は目を丸くしている。なんせブランドは僕のほうがはるかに詳しいくらいだ。って言っても消費者として詳しいのではなくて、「商業界」「ストアジャーナル」「日経流通新聞」の記事を通じての知識だが。


  地下で人数分のお弁当を買って外に出たら、三吉の幼稚園時代の後輩・左近くん(仮名・幼稚園年長)とお母さんに会った。

「あら、三ちゃんは?」

と聞かれて妻は、

「オタフク風邪なのよ」

と答えた。昨日の日記に「次男・三吉(仮名・小1)が風邪気味なので」と書いた。実は風邪は風邪でもオタフク風邪の治りかけなのだ。するとすかさず、左近くんのお母さんに、

「あらぁ、もらおうかしら」

言われた。なるほど、たしかにいつかやらないといけない病気なら、今はいいタイミングだよね。大きくなってからはキツイと聞くし、幼稚園なら勉強遅れる心配もないし、今かかっておけば卒園、入学にも支障がない。

  左近親子と別れてから駅ビル「ルミネ」に寄り世界堂で額縁の下見をして帰った。


  うちに帰ってお弁当の昼ごはんを済ませて、午後は一人で近所の嵐山光三郎先生宅に年始のご挨拶。さんざんご馳走になった挙句、ツマには決してスーパーには売ってないような限定生産の味醂と醤油をお土産をいただき、子どもたちにはお年玉までいただいてしまった。恐縮です。