昨日、今日とドラマ「ウォーターボーイズ」の総集編を見てしまった。こういうものを見てつくづく思うのは「ああ、俺は男の方が好きだ」だな(誤解されそな表現だ・・)。
お年玉でにわか成金の長女・花子(仮名・小4)、「ミメルショット」とやらいう玩具を買うという。それで市内に売ってないので立川のビックカメラに買いに行くから付き合って欲しいとのこと。
「ビックカメラは昨日も行ったから行きたくないなあ。そうだ府中のトイザらスに行こう」(僕)
「府中にトイザらスなんてあったっけ?」(花子)
「あるよ、去年できたんだ」(僕)。
車で行こうと思ったら、年末年始と食べ過ぎ飲み過ぎが続いているので歩いて行こうということになった。
国立第三の大通り「旭通り」を進みペンギンハウスの角を曲がって南下。毎年、盆踊りの会場となるラグビー場の角を曲がり、都営団地を抜けて、東八道路を越えて・・・・。
思いのほか速い花子の足。やもすれば置いていかれそうになる。
「おとうさん遅いなぁ」
聞けば最近、おばあちゃん(僕の母)と一緒に毎日ウォーキングしているという。ちょっと前まで「花子はノロピーだなぁ」といってからかっていたのだが、僕には坐骨神経痛というマイナス要因があるとはいえ、足では娘にすっかり凌駕されてしまった。アニマル浜口の気持ちが少しわかったような気がするぞ。
途中、クラスで流行っていると言う、回文遊びをしながら歩く。「竹やぶ焼けた」とか「私、負けましたわ」とかいうやつね。そのうちに花子が「ダンスが済んだ」と言ったので、類句を一気に教えてやった。曰く、
男子が死んだ
旦那が何だ
檀家が噛んだ
檀徒が飛んだ
団結権だ!
団体が居たんだ
ダンテが天だ
断髪パンダ
暖冬を疎んだ
段違いが珍だ
段々だ。んだんだ
「後半はまるでわからない」と花子。なるほど僕もわからない。
閑話休題。東八道路を越えてしばらくするとそろそろ見えてくるはずだ。ここまで家から3キロぐらいかな。あ、見えてきた見えてきた、「トイザらス」・・・・・じゃなくて「ベビーザらス」だよ、あれは。
ベビー用品のベビーザらスだった。
「だめじゃん」(花子)
「うん」(僕)。