1月4日のサザエさん症候群

明日から仕事である。また退屈な日常に戻っていく、と言いたいところだが、年末にやけになって打っちゃっておいたものの山が、一週間前とそのままの姿でデスクの前に残っているはずだから(親切な小人さんでもいないかぎりね)、退屈しているヒマもなさそうだ。

 ところで、この一週間の僕の暮らしぶりはこの日記を読んでいただけばわかるけど怠惰であること極まりない。

12月30日 競輪
12月31日 武蔵境でジーンズとカレンダーとシュークリームを買う
1月1日   初詣
1月2日   立川で弁当を買う
1月3日   立川でミメルショットを買う
今日     夕方に散歩

結局これ以外は、食べて寝てテレビを見ていただけだ。

  そういうわけで明日から日常に戻るわけだけど、僕はテレビ局に感謝したい。明日から仕事が始まることへの配慮が感じられたからだ。

  よく「サザエさん症候群」などといわれる。日曜日の夜、テレビで『サザエさん』が始まるころになると、ゆううつになるという症候群だ。週末の休息だけでは疲労が回復せず、月曜日からの仕事を考えると、ゆううつ感が襲ってくるというものだ。
  
  基本的には4日の今日になってもテレビ番組は新春特番だらけなんだけど、『サザエさん』だけはいつもどおり放映されていた。
  これは一種のショック療法だな。つまり年末年始でたるんだ精神に「サザエさんによる憂鬱」をぶつけることで、「マイナス×マイナス=プラス」でプラスに転じさせようという高度なテクニックだ。もちろんこの『サザエさん』に『笑点』を代入していただいてもかまわない。
  まあ、「マイナス+マイナス=凄えマイナス」というリスクも大いに考えられるのであるが。


  余談だが、いくら申年だからって本日夜9時から「猿の惑星」を放映するセンスはいかがなものか。その伝で行くと、来年は新年早々ヒッチコックの「鳥」を見る羽目になるぞ。

     
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