男とは・・・。

朝8時にテレビの前に陣取り「NHK週刊ブックレビュー」を見る。
仲良しの「やまんばうさぎ」さんがフィルム出演をするのだ。

今回の特集は永江朗さんが、全国の変り種書店を紹介するという企画だ。和歌山の山奥の村で書店を営む「やまんばうさぎ」さんの日常の仕事振りがまとめられている。近所の学校の子どもたちや、学校巡回で行った学校の子ども達にが目を輝かせて本を買いに来る場面が感動的だった。
いくつもの書店が紹介されていたけど、「やまんばうさぎ」さんのところが一番光っていたな。番組全体の「まとめ」にもなっていたと思う。すごい。また注目が集まりそう。
 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

  今日は日中、ツマと長女・花子(仮名・小4)がいなかったので、家の中は男だけ。僕と長男・虎太郎(仮名・中2)と次男・三吉(仮名・小1)の三人きりだった。

  さて、昼飯はどうしようかという話になったとき、虎太郎が強く主張したのが、

「さか本に行きたい」

だった。

  さか本は国立駅のうちから見て反対側、北口にある大衆食堂だ。フランチャイズだがボランタリーだかのチェーンらしいのだが、店作りはそれぞれに思うがままに特化しているらしい。国立店はなかなかいい形に進化している。タクシーの運転手さんたちがよく利用しているというのもいいデータだ。

  僕と虎太郎は2回目、三吉は初めて。前回は12月13日「無法松の一生・完全版」を見に行く途中に寄ったのだった(僕の理想の「オトコ像」が無法松であることはすでに書いた)。

  虎太郎は、その時食べたものが忘れられず、一ヶ月間恋焦がれていたらしい。

  そのメニューの名は「男ラーメン」である。
  キャッチは「ニンニク2倍、辛さ2倍」である。つまりかなり濃いのである。

  今回はさらに「大盛り」にするという。この店は大盛りもサービスというのが嬉しい。

  店に入ったらカウンターに知ってる顔。地元・国立(くにたち)のポータルサイト「国立フレンズ」の重鎮・イーさんだった。あちらから先に気づいてくれてお互い挨拶。僕らは2階席に上がった。

  虎太郎が当然・男ラーメン大盛り。男だねぇ。三吉がカレー。僕は「さか本ラーメン」。トンカツとコロッケとポーチドエッグが入っている。店の名前を冠すということはつまり「看板メニュー」ということだろう。看板メニューがトンカツ・コロッケラーメンである。実に潔い。男だねぇ。BGMはもちろん有線の演歌。

  途中、お姐さんが注文してない餃子を持ってこちらに来てくれてびっくり。そして、「これ、下のイーさんからです」と。差し入れをしてくれたのだ。感謝。こういうことがサラリとできるかっこいいオヤジに僕はなりたいと思う。

  ところで「男ラーメン」ってのもすごいネーミングだよね。そのセンスが好き。だけど、ちょっとモーホーっぽい香りをそのネーミングに感じてしまうのは僕だけではあるまい。  

↓↓ 絵にするとこんな感じ? ↓↓