命懸けの話

毎朝使っている神楽坂駅(メトロ東西線)のエスカレーターが今日から工事でお休みに入った。工事の終わる7月末日まで徒歩で登らなくてはならない。全59段。間違いなければ(階段で登りと下りで段数が違う、なんてのはよくある話だ)。

1階層を19段として(職場で実測)、1階から5階に登ったのに相当する段数だ(なんていいかげんな計算)。それを毎朝。

で、今日のタイトルの「命懸け」が何かというと、この階段自体じゃない。別に僕は「蒲田行進曲」のヤスじゃないので、後ろ向きに落ちたりはしない(多分)。

命懸けなのは撮影ね。

階段を写メールで仰角で撮るなんて冒険は、ミュージシャン出身のお笑い芸人か某大学教授の疑惑と同類である。咎められたら命取りにもなり兼ねない。命懸けである。

そんなわけで、人波が途切れるのを待っていたら、大事な会議があるのに遅刻しそうになってしまった。

それもまたサラリーマンにとって命取りにもなり兼ねない。命懸けである。