亜樹山ロミさんCD発売記念ライブ

「いつもの店」、吉祥寺のジャズバー「赤いからす」の亜樹山ロミさんCD発売記念ライブに行ってきた。まずは申し訳ないのだけど、一昨日の日記をご一読いただきたい。
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  読んでくれました? ありがとうございます。先に進みます。

  そういうわけで記念ライブが開かれたのだ。普段のライブと何が違うかといわれると、まず気合の入り方が違う。それとメンバーがCD収録の際のメンバーなのだ。吉田桂一トリオ。吉田桂一(piano)/佐々木悌二(bass)/村田憲一(drums)。

  すごくイキがいいバンドで、特に吉田さんのピアノは切れ味がよくてよかった。またドラムの村田さんは歯科医と二足の草鞋だそうだ。すごいのである。歯科医と言えば歯医者さんのことである。結婚式の司会者ではないのである。ミュージシャンと歯科医をマルチにこなす、サエキけんぞうさんみたい。

 でもはじめロミさんが「村田さんはただのドラマーじゃなくってもう一つお仕事があるんです」って紹介したときは、僕はすっかり僧侶だと早合点してしまった。スキンヘッドの精悍な印象の人なのだ。

  さて、今日のロミさんはちょっと天使のような白のミニドレスが可愛い。15年以上追っかけ続けているが年々スカートが短くなっているような気がする。いやもちろん大きなお世話なのであるが・・・。でも良き哉、良き哉。

  お客さんもずいぶん入っていたなぁ。ロミさんがボランティアでジャズを歌いに行く老人保健施設の職員の方々も来ていたし、ロミさんのライブに行くと必ずお会いする「ロミ・追っかけオヤジーズ」の面々も揃っていた(はい、僕もメンバーですよー)。

  あとロミさんのボーカル教室のお弟子さんも来ていたみたいだ。

  「ロミちゃんを 先生と呼ぶ 子らがいて 吉祥寺本町赤いからす」

  あ、これ渋谷のBABY TALKの時も書いたね。


  演奏曲はCD収録曲を中心。一曲目はエッセイスト・羽生さくるさんのテーマ曲(ホントか?)、「Honeysuckle Rose」。前にも書いたけど大甘の歌詞がキョーレツだ。恋人をスイカズラの花に喩えて褒め称えるSWEETな歌詞のアップテンポな曲。


   Ev'ry honey bee fills with jealousy
   When they see you out with me,
   I don't blame them, goodness knows, honeysuckle rose
   When you're passing by, flowers droop and sigh,
   And I know the reason why,
   You're much sweeter, goodness knows, honeysuckle rose.
   Don't buy sugar, you just have to touch my cup'
   You're my sugar, it's sweet when you stir it up.
   When I'm takin' sips from your tasty lips,
   Seems the honey fairly drips,
   You're confection, goodness knows, honeysuckle rose.

  意訳すると

   ミツバチが嫉妬し、他の花たちがしおれるくらい君は素敵だよ。
   砂糖なんか買わなくていい。君がカップに触れただけで甘くなるんだ・・・。

みたいな感じかな。・・・・凄い歌詞でしょ。

   他にも収録曲から「Summertime」「Night And Day」「Blame It On My Youth」「This Could Be The Start Of Something Big 」「Close Your Eyes」「My Favorite Things」等が歌われた。

  収録曲以外で嬉しかったのが「ワン・ノート・サンバ」と「マシュケナダ」。昔からロミさんの声質にピッタリと思ってたびたびリクエストしていたのだが、この一年くらいよく歌ってくれるようになった。う〜〜ん、やっぱりいいなぁ。