東京国際ブックフェア2004

東京国際ブックフェア2004に行ってきた。

 有明東京ビッグサイトにて。ビッグサイトなんて行くのは去年の初秋に開催された、アートのフリーマーケット「GEISAI4」以来。

 あの時と同じレストランであの時と同じロースカツ定食を食べてから会場に乗り込んだ。仕事である、一応。


 東京国際ブックフェアは世界25ヶ国600社が一同に会する国内最大の国際見本市だ。

 海外の出版社と日本の出版社の版権売買の場であるとともに、書店に対しては各出版社の新企画、新機軸の発表の場でもある。

 また近年増えているのがソフト・メーカーなど出版社以外の出展者。また最新のオンデマント出版関係の出展も多く興味深い。

 ソフト・メーカーと出版社のノリの違いが面白いな。

 ソフト・メーカーのブースで揃いのミニスカコスチュームのキャンギャルが、「イラッシャイマセー!! イカガデスカー!?」と愛嬌を振りまいてる一方で、人文書のブースでは半白髪頭の実直そうなおじさんが「いらっしゃい」と静かに微笑んでいる(僕はこっちのほうが好き。落ち着く)。
 
 洋書のブックフェアもすごいぞ。美術・建築・デザイン・写真・ファッション・料理・絵本から旅行・スポーツ・音楽・語学・専門書まで、約1万点、5万冊以上の洋書が会期中限定の特別割引価格(30%〜80% OFF! )にて販売される。

 土日は一般公開日。入場料は1200円。一般公開日には上記の諸企画に加え、バーゲンブックの即売がある。例年かなりの量のバーゲンブックが販売される。意外の本との出会いと本の買いだめをしたい人にはたまらなく面白いイベントだ。