スポーツ・スタッキング VS 下男の習性

下の画像のテレビ・コマーシャル知ってる? UQ WiMAX っていう、よく知らないけどIT関係の会社のCM。

通信の早さが売り物の会社らしく、上の画像のスピード・スタックス、またの名をスポーツ・スタッキングとやらいうコップを重ねる競技の少年の映像やら、超高速の縄跳びの少女やら、高速で拍手するオッサンやらが登場するシリーズが話題である。あと、ルービック・キューブもあった。


「何かを早く(速く)やる」ことが苦手な僕からすると、嫌なCMの筆頭で、目をそむけていた。しかしあることに気づいてからちょっと変わった。


冒頭のスポーツ・スタッキングの映像なんだけど、正面の男の子が記録を出した瞬間、右後ろの、恐らくライバルであろう少年が飛び上がって喜んでいるんだよね。それが凄く自然で、いいなぁと思って。いい仲間がいるなぁと思って。

まぁ、観てご覧なさい。

下の写真をクリックして、リンク先の「スタック編」をクリックね。

スタック


観ました? いいでしょ?


さっきも言ったように、僕は何かを速くやることが苦手であるのだが、飯を食うのだけは早い。その気になれば5分で食べられる。カレーなんざ「飲み物」だから2分で十分。かつては「牛丼を80秒で食う男」とも呼ばれた。

営業マンとしてのスキルであると嘯いてはいるが、「長八の宿」の「じっさん」と同じ、「下男の習性」である。


「早食いは健康に悪い」なんて正論はいらない。しかし、いくら僕が牛丼の早食いで記録を出しても、右後ろで飛び上がって喜んでくれる仲間はいない。


僕は今、甘美な孤独のなかにいる。




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