民主党の井上和香似の新人女性議員がかつて「お色気映画」「エログロ映画」に出演していた、とネガテイブ・キャンペーンを張った御仁があったが・・・。その映画というのが「盲獣VS一寸法師」のことだった。
石井輝男作品じゃん。
せっかくのネガティブ・キャンペーンだったが、残念。これは逆に「勲章」以外の何物でもない。うちの選挙区じゃないのが残念。
そんなことは思いながら、「へんりっく」(石川淳志監督)の新情報を得ようとワイズ出版のホームページを見ていたらびっくり。
石井輝男監督の足跡を追った映画「石井輝男映画魂」がダーティ工藤さんの監督で製作中だという。
この企画自体はかねてより聞いていて楽しみにしていたのだが、びっくりしたのが下の写真(極小画像にしてあるので、クリックしてください。より大きな写真のあるサイトに飛びます)。
トズちゃん!!
石井輝男監督が肩に手を置いている女性は、旧友のトズちゃんだ。もちろん「無頼平野(1995)」撮影現場でのスナップ。
こんな写真、撮ってたんだぁ。いい記念だなぁ。
トズちゃんがこの映画に出ていたのはもちろん知っている。だって、現場に送り込んだの、僕だもん。
今週末公開の「へんりっく」の石川淳志監督が、当時監督助手としてこの「無頼平野」の現場にいて、エキストラキャスティング担当だったのだ。
「群集のシーンで出てくれるエキストラが足りない。何人でもいいからよろしく」
と石川さんに言われて、僕が声をかけたのがトズちゃんだった。平日の撮影だったのでね。当時、フリーターだったトズちゃんぐらいしか思い浮かばなかったのだ。
群集の1人になるべく、立石の撮影現場に行ったトズちゃんであったが、一目見た石井輝男監督が、「いい面構えをしている」と(伝聞)、セリフのある赤線の娼婦役に抜擢した。
その撮影現場でのスナップが上の写真である。
この写真のことをメールで報告したら。チリチリのカツラが鼻に入ってクシャミが出た、と返信をくれた。
今は学んで働くお母さんと頑張っているトズちゃんである。差しさわりがあっちゃいけないので、この写真の件を当ブログに書いていいかどうかをと、再度メールで訊ねた。そして、
「選挙に出る予定ない?」
とも。そしたら、
「立候補の予定はないので是。料金は生ビール一杯で」
と即レスが来た。
昔と全然変わってないので、嬉しくて涙が出そうになったぜ。
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