国立をこよなく愛した故・山口瞳氏の旅仲間としても知られる「ドスト氏」こと関頑亭さんプレゼンツの美術展が間もなく開幕する。
それが「卒寿展」。
彫刻家である頑亭さんを中心に8人の仲間が集まって、水墨画、書を競い合う展覧会だ。会場は国立駅前の「せきやビル7階」、つまり西友国立店7階の「エソラホール」。
出品者は順不同で、
須田若枝
関 民
関頑亭
関竹葉
三橋文雄
矢沢トミ
祐乗坊美子
関るい
の皆さん。共通点は国立の地縁とともに、タイトルどおり全員が「オーバー90」であること。
関民さんは関頑亭夫人で製帽家。愛称・フーセン女史としてこれまた山口瞳氏のエッセイの名・バイプレイヤー。
関竹葉さんは書家。竹の葉は、つまり笹。笹=ささ=酒。つまり東京西部を代表する酒屋、せきやの大旦那にして、頑亭先生の兄。国立の歴史そのものともいえる存在で、昭和初期に国立の桜を植えた青年たちの一人だ。
祐乗坊美子さんは国立在住の作家・嵐山光三郎氏のご母堂。氏の小説やエッセイに「母・ヨシ子さん」としてたびたび登場する。洒脱な俳句は名人の域に達する。
国立には元気で素敵なお年寄りがたくさんいる。この秋、「卒寿展」を訪れて、“生涯現役”の名人達人の長寿にあやかってはいかがだろうか。
「関頑亭企画 卒寿展」
11月1日(日)〜11月8日(日)12時〜18時
4日(水)休み。最終日17時まで
会場 エソラホール(国立南口駅前・せきやビル7階)
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