ツレと、丸の内の丸善本店ギャラリーで開催中(15日まで)の「人・形展」に行ってきた。
多彩な、いろいろなタイプの人形、フィギュアを集めた展覧会で、お目当ては、このブログでもお馴染みの人形作家の石塚公昭さんの作品である。
僕の趣味にはツレは全く興味を示さないのだが、というか、お互いの趣味に干渉しないのが細く長持ちの秘訣だと思っているのだが、珍しくツレが一緒に来た理由の一つは、今回の石塚さんの出品作の一つにニジンスキーがあるからである。ツレはバレエ・ファンなのだ(一番好きなのはミハイル・バリシニコフだそうな)。
今回のニジンスキーは牧神。ぜひ薔薇の精も見たい。
今回の石塚さんの作品、他には久しぶりにジャズマンの登場。パド・パウエルがカッコイイ。
石塚さんの他の出品者は50音順で、
青野明彦/紅樹時雨/秋山まほこ/荒井良/イヴォンヌ・フリプシ/井桁裕子/石塚公昭/石山裕記/因間りか/宇野亜喜良/岡田好永/伽井丹彌/カウラ/キノコジュース/黒川早恵美/桜文鳥/サシャ・ペトロヴァ/佐藤珠子/つじとしゆき(月光社)/Dollhouse Noah/中嶋清八/西織銀/野村直子/林美登利/ピエール須田/藤伸/mican/みつばち@BabyBee&HIROKO/山田恵子/よねやまりゅう
の皆さん。目玉はいろいろいらっしゃるが、やっぱり宇野亜喜良氏かな。寺山修司の盟友であり、つい一昨日見た「へんりっく」のポスターのイラストも描かれている。それが石塚さんと同じ展覧会に出されているなんて、運命の符合を感じるなあ。
まぁ、石塚さん自身、寺山修司の人形を作られているし、宇野さんとも交流はあるそうなのだけど。
(石塚さんの「寺山修司人形」は下のバナーをクリック。必見!!)
会場では、いつも石塚さんに連れて行ってもらう超・有名煮込み居酒屋「K本」の常連の気風のいいお姐さんに偶然お会いしてちょっと嬉しかった。
その後はちょっと興奮状態で、丸善で一万円以上買い物をしてしまったあと、昼ごはん。丸の内の「コパン・コパン」で韓国料理。ここがツレのお気に入りで、一緒に来た理由の二番目。スンドゥブとユッケジャンで口の中をやけどしながら満腹。
午後の部は銀座へ。
銀座6丁目「十一月画廊」で本日初日の「岸田ますみ展 いつか歩いた風景」へ。
岸田さんは安西水丸画伯夫人の画家。とても美しいグレーを使った作品が印象的なアーティスト。今回の出品作品は、蓮の花や静かに草原にポツンと家がある風景画が多い。本当なら「淋しい」風景なのだけど、少しも淋しく感じられず、希望の光が感じられるのが不思議だった。
時間が早かったから岸田さんはまだ来られてなかった。
帰りはいつものコースでキムラヤでアンパンをお土産に買って帰った。それと近頃気に入っている。こっている「かりんとうドーナツ」を。
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