2017-09-11

この秋の新企画。

それは、

「深水郁おひるねピアノ　〜畳のお部屋で弾き唄い〜」

ピアノ弾き語りの音楽ライブです。

お招きするミュージシャンは深水郁(ふかみあや)さん。

多くのオリジナル曲を発表しているシンガーソングライター。その音楽世界は、人呼んで、

コンテンポラリーわらべうた

もちろんオリジナルの新しい歌なんだけどどこか「懐かしい」という心の琴線にやさしく触れてくれて、聴く人を優しい気持ちにしてるあたらしいわらべ歌です。

これをお読みの皆様も「深水郁」という名は知らなくても彼女の曲、彼女の歌声を必ずどこかで聴いているはず。企業のCMソングもてがけています。

その代表ともいえるのが「健康家族」のCMソング。

そんな深水さんのピアノ弾語りライブをこのほどギャラリービブリオで企画させていただくことになりました。その名も、

「深水郁おひるねピアノ　〜畳のお部屋で弾き唄い〜」

日時　　１０月１５日(日)　１４時開演(１３時３０分開場)

日曜日の昼下がりののんびりコンサートです。

【木戸銭】　　

大人　１５００円　お茶とおやつ付

中学生以下　１０００円　お茶とおやつ付

未就学児　　無料　(ただしお茶とお菓子が必要なお子様は２００円)

小さなお子さんからお年寄りまでリラックスして楽しめるライブにしたいと思います。

そして今回の演奏予定曲。

深水郁さんといえば、「新しいのになぜか懐かしいコンテンポラリーわらべうた」で知られています。もちろんそんなオリジナルも歌っていただきますが、逆も張ります。

つまり「懐かしいのにどこか新しい歌」。

日本の歌のメロディや歌詞がとりわけ美しかった時代の歌謡曲、唱歌、童謡を深水さんの声と解釈でで歌っていただきます。

曰く、

蘇州夜曲

夜来香

私の青空

南の花嫁さん

青い目の人形　　　　　　　　　　　　　etc.etc.

タイトルの「おひるねピアノ」について。このライブの打ち合わせに深水さんが１歳の娘さんを連れて来てくれた時のこと。娘ちゃんがやけに静かだなぁと思ったら、畳にゴロンと転がってお昼寝をしちゃいました。そこで「畳の部屋でついお昼寝しちゃうぐらいのんびりとリラックスしたライブにしようね」とこのタイトルになりました。

そして今回のこだわりが「おやつつき」。

これは単に「この曲を聞きながら栗饅頭食べたいな」と思っただけのことです。

お申込みお問い合わせはギャラリービブリオへ。

　
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席数30の小さな会場ですのでご予約ください。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 以下余談 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

深水さんに最初に会ったのは４年前。近所にある本をテーマにしたコミュニティスペース「国立本店」の飲み会でのこと。僕は例によって「ぼかぁ『月刊書店経営』記者として８年間全国津々浦々全都道府県の書店を取材してきたからね。ちょっはとうるさいよ」とパワハラ寄りのマウンティングをしていた。そうしたらある若者が年長者に気を使って「今まで数多く訪問されて印象に残った好きな本屋さんってありますか」と聴いてくれたので得たりとばかりに「福岡のキューブリックと和歌山のイハラハートショップかなぁ」と答えた。すると近くの席にいた若い女性が瞳をキラキラさせて「私もキューブリック大好きなんです」と話しかけてくれた。それが国立本店の運営委員の一人で福岡出身の深水郁さんだった。他の人から「あの方は歌手なんですよ」と教えてもらっのた。そのときは「ふーん」くらいだったんだけど数週間後、国立本店でその歌声を聴く機会を得た。オリジナルの「陽のあたる牛」をアカペラで。僕は震えた。身震いだけではない。彼女の声の響きに共鳴して僕の皮膚が震えたのだ。「この歌は! この声は! 普通じゃないぞなもし(突然にゃんこ先生)」。いつかこの人のライブを企画したいと思った。そしてこのほど、ビブリオの電子ピアノ導入と深水さんの産休明けがピタリとタイミングよく合ってこの「深水郁おひるねピアノ」が実現した(うそ。産休はとうにあけていて旺盛な音楽活動をすでに再開されている)。

上で述べた「陽のあたる牛」は下の動画の一曲目。