2017-12-04

そして三橋乙揶作陶展「青い空の日 2017」の３日日終了。

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相撲界がゆれてますな。なんか定期的に騒動が起きている感じ。重要な問題なんだろうけど連日の過剰報道でおなかいっぱい。

一昨日のことだが来店された女性のお客様。最初、ぼんやりしてしまったんだけど話をしているうちに、以前「綾錦」のしおりを下さった方だとすぐ思い出した。

読者諸兄姉におかれては「綾錦」をご存知だろうか。

伝説の美男力士、悲劇の天才力士である。

綾錦(あやにしき)＝天保11年（1840年）長門国生まれ。安政3年（1856年）、“デビュー”。六尺（約180cm）を超す当時としては長身で美男。天才とうたわれたが元治元年（1864年）、京の鷹司邸にて自刃して果てた。

うそ。大好きな「久坂玄瑞」のプロフィールを借りました。「デビュー」の安政３年は玄瑞が松下村塾の門を叩いた年。

本当は綾錦というのは海草の名。

アヤニシキ【アヤニシキ(綾錦) Martensia denticulata Harv.】
外洋に面した岩礁上のやや深所に生育する紅紫色の花がひらいたような一年生の紅藻で，コノハノリ科に所属する。体は薄い膜状で，大きさは5〜20cmになる。生長すると体の周囲の細胞列は縦と横に組み合わさってしま模様をつくる。この網目構造の部分は放射状に裂けやすく，裂けてふさ状になった紅紫色の藻体が海中でゆれ動く様子は実に美しい。和名は体の美しいことに由来する。本州(関東地方以南の太平洋沿岸，中部以南の日本海沿岸)，四国，九州，八丈島，朝鮮半島，中国沿岸に分布する。

打ち上げられたアヤニシキを塩漬けにして冷凍。解凍して塩抜きして乾燥してラミネートパウチしたしおりをいただいたのだった。その折はありがとうございました。いま、ツレが使ってます。

またこのたびのご来場とお買い上げ、ありがとうございました。

これがアヤニシキ。