本日来られたお客様に
「テレビ見ました。うつってましたね」
といわれた。はい、映ってましたね。
日曜午後フジテレビ系の骨太ルポルタージュ「ザ・ノンフィクション」の人気シリーズ「マキさんの老後」。ゲイとレズビアンの逆転夫婦の日常を永年に亘って追ったもので当ビブリオでロケをしたこともある。
それの最新版がおととい、4/15(日)に放送されたのだ。
それの終盤に「大晦日の浅草木馬亭に集結したお客」の役で。いや「ノンフィクション」なんだから「役」ってことはないね。
ナレーションに曰く、
「集まったのは通の客。浅草のウルサ方が勢ぞろい」
そゆこと言うかぁ? 僕は通じゃないし、浅草は年に数度しか行かないし、なにより「ウルサ方」ではない。でも「客」ではある。これは声を大にして言っておかなければならない。
いっそ、その日のブログを引用しよう。
............以下、2017年大晦日のブログより引用............
昼から浅草へ。ポルノの帝王・久保新二大兄から下のような赤紙が来たのだ。いかざぁなるまい。
いや、赤枠は忘れないように僕がつけたんだけどね。
今年2月の合笑組くにたちビブリオ公演に出てくれた伝説のニューハーフ「オカマのマキさん」のショーがあるのだという。
フジテレビの日曜午後の骨太ルポルタージュ番組「ザ・ノンフィクション」。人気シリーズ「マキさんの老後」。老境に達したゲイとレズビアンのアベコベ夫婦の日常を追ったものだ。
その夫というか妻というか、ニューハーフのマキさんが起死回生のダンサーカムバックを試みる小屋として今年2月の合笑組くにたちビブリオ公演が収録会場となったのだ。
結果、放送は大反響だったそうだ。当館の出番は約3分。
不安な気持ちの楽屋から、大うけだったショー。そして喜びの楽屋までが映し出されていた。
当館の名前や外観もバッチリ入れてもらった。約一分にまとめてみました。
とても面白いドキュメントだった。一見、コワモテで粗野にも見えるけどその実、底抜けにやさしくひたすら誠実な久保さんの人柄もよく描かれていて感動的だった。
そうなると気になるのが世間の評判。かつての隆盛とは比べるべくもないが今も健在な2ちゃんねらーの皆さんの感想をリサーチしてみた。
以下、その一部。
多くの方に「なんだこの小屋は」と思っていただけたようでよかった。
そんな恩義のあるマキさんと久保さんのショーがあるというのだからこれは赤紙でしょう。
小雨の浅草は大混雑。
(中略)
会場は奥山の木馬亭。
まずは久保さんと弟子で構成作家の石動三六さんの漫才的トークから。
続いて六本木仕込のマキさんのダンス。
カムバックから約一年。ずいぶんおきれいになった気がする。
つづいて鼎談。
舞台衣装の久保さんマキさんに対し、パチンコ屋やコンビニにでも行くようなスタイルの石動さん。
(中略)
そのあとはマキさんのキャバレー芸「へび女」。と3人のご挨拶で終了。いやいや年の瀬にいい物を見せてもらいました。
............以上、2017年大晦日のブログより引用............
と、まぁこういう事情。エキストラかよって? いいや客である。お金を払ってみたのである、くそ忙しい大晦日に。
やらせかよって? いやいや本当に面白かったですよ。ジャンパーではなくブレザーを着ていったところに多少の作為と若干の忖度がなかったとはいわないが。
ただ、ウルサ方ではないし「通」ではない。
まあ、「通」という言葉にはいろいろな使い方があって、姦通、密通、内通、通俗なんて言葉もあるからあながち間違いとはいえないかもしれない。
それか、僕はナレーターの「ツウ」を「通」と聞き取ったが、もしかしたら「痛」だったのかもしれない。
だとしたらものすごく合ってる。
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