「真実・事実・現実あることないこと」完成記念ライブ 第3弾

日中は室内作業。夕方から東中野へ。ポレポレ坐で開催の「真実・事実・現実あることないこと」完成記念ライブの第3弾。



本シリーズレギュラーの「獄友イノセンスバンド」(小室等谷川賢作・こむろゆい・河野’菌ちゃん’俊二)に加えての今回のゲストは伊藤多喜雄大熊ワタル、こぐれみわぞう。



定休日だからもともと行くつもりではいたけど、数日前に「わが」中川五郎さんと「布川事件」冤罪被害者の桜井昌司さんも急遽参加と聞いてあわてて申し込んだ。これはSOLDOUT必至と。


開場直後に入場したらすでに満席寸前。それはそうでしょうね。それでもグッドポジションを確保。


場内には見知った顔多数。ビブリオの企画に来てくださっている人がほとんど。気づかずに失礼した方もあったかも。ちなみに本日の出演ミュージシャンの半数以上にこの一年でビブリオ出演をしていただいている。


最初は獄友イノセンスバンドで「獄友メインテーマ」。小室等さんのハミングが渋い。


続いて六文銭09のカバーで「歌っていいのだ」。


つづいて大熊ワタルさん&こぐれみわぞうさんは「鳥の歌〜平和の歌」。この「鳥の歌」、僕の世代だとドラマ「青春の門」のOPで知った人も多いと思う。僕もそう。


続いて「平和に生きる権利」「ロコへのバラード」。


「貴方のリードで島田もゆれる」と歌ったのは神楽坂はん子だが、みわぞうさんツインテールのゆれるとき僕らの心もゆれる。


ジンタらムータのテーマ曲ともいうべき「不屈の民」に天才アジテーター乱入。ラッパーのダースレーダーさんが参入。袴田さんをイメージしたフレーズが心に深く刺さる。


フィナーレははもうひとつのテーマ曲というべき「生き生きと幸せに」でにぎやかに。


休憩を挟んだ第2部はわが中川五郎さん。飛び入りなので一曲だけ、と。でもその一曲というのが「ピーター・ノーマンを知っているかい」という20分近い大曲。メキシコオリンピック(1968)の表彰式で黒人差別への抗議のデモンストレーションに賛同したことによってメダリストなのに迫害されたオーストラリアの陸上選手ピーター・ノーマンを歌った曲。これはなんというか大叙事詩。そう、冤罪の根本には「差別」がある。先々週のビブリオでも歌ってくれた。


続いて「布川事件」冤罪被害者の桜井昌司さん。この人の作詞作曲と歌は素人の余技をはるかに越えている。因幡晃ばりのこぶし回しがいかしている。「英(はな)の歌」「かあちゃん」の二曲を熱唱。



大トリは民謡の伊藤多喜雄さん。一曲目はわからなかったんだけど「何の因果で」って歌詞があったから「貝殻節」なのかな。続いて「最上川舟歌」。ヨーエサーノマカショー。大好きな労働歌。そして「ソーラン節」。それらの獄友バージョン。


最後は全員で「真実・事実・現実・あることないこと」。



フルメンバーの獄友イノセンスオールスターズの約4割の編成だがナマで聴けると思わなかった。感激。



冤罪が権力による犯罪であることはもちろん間違いない。しかしそれの本質が「差別」「排外」でありそしてその根っこは僕らの中にあることを改めて気づかされた夜だった。


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