2018-08-16

午後から外出。行き先は下板橋。東武東上線で池袋から二つ目。

初めていく町。というか東武東上線に乗るの初めて。

下板橋駅はいい感じのたたずまい。いかにも改札口で野口五郎が貧乏ゆすりをしながら待っていそうな感じ。

駅から徒歩３分の「カフェ百日紅」が目的地。

ずっと楽しみにしていたグループ展「夏のムンムン熟女まつり」が今日初日なのだ。

昨秋、今春の個展にも行った吉岡里奈さん(クリック!!)に加え、話題の「自撮り熟女」ことマキエマキさんも参加されている。

今日を逃すといけなくなりそうなので思い立ったが吉日で。

開店の10分後に行ったらすでに満席。「ご相席になります」と。

人見知りの激しい僕として相席は苦手。帰ろうかなと思ったんだけどせっかくここまで来たのだし作品は見たいしと歯を食いしばって店の奥へ。相席の相手は果たして旧知の人だった。漫画家でブルースシンガーで野仏探求者の永井サクさん。

サクさんとおしゃべりしたり立ち歩いて作品を見たりしているうちに本日お当番のマキエマキさんが来られた。ツイッターは相互フォローだがお会いするのは初めて。ご挨拶とともに作品の感想などモゴモゴと。

エロティックだが決していやらしくは･･･いや十分にいやらしいな。でも下品ではなくなにか気高いもの、さらには聖性を感じる。たとえるなら豊穣をつかさどる太古の女神のような、あるいはその女神に仕える忠実な巫女のような、さらには女神に差し出される清純な生贄の乙女のような。そして通奏低音としてのユーモア感覚。いくら見ていても飽きない。ずっと見ていたい。

というわけで今日の鹵獲品。は物騒だな、「ずっと見ていたい」自分にお土産。

マキエマキさんの新旧ZINE。「空想ピンク映画ポスター集」「マル秘ハレンチマキエマキ」「独占女の万葉集」。