今日はナンの日?

今日はなんの日?

 僕の個人サイト「蕃茄庵」ができたのが昨年の9月20日。それに先立つこと40日、8月13日に始まったのがこの日記、「蕃茄庵日録」だ。そう日記が先にあって後からホームページをのっけたのだ。

 夏季休暇の初日、何も予定もない無聊を慰めるため、つまり退屈しのぎに始めたのが8月13日。

 おお明日で開設6ヵ月ではないか!?

 よくも毎日欠かさず半年も続いたものである。これひとえに毎日アクセス下さってる皆様のおかげ。さらにはメールやBBSでの温かい応援の賜物。 ありがたいお叱りももいただいた(ごく初期の頃、ある問題に関しての僕の不見識をご指摘いただいたのだ)。これからもよろしくお願いします。

  
 でもそれは明日の話。今日はナンの日だった。

 腰痛病みである僕の主治医、A鍼灸院のA先生の奥さんの料理上手については以前も書いた。

 奥さんは北京近郊の都市の出身で中国家庭料理の達人だ。今までも煮玉子や餃子、手作りラー油などをいただいたことがあった。

 いろいろなものがあまりにおいしいので今日、ツマをはじめとする友達が何人か集まって、本場の餃子の作り方を教えてもらったそうだ。


 達人直伝のギョーザの味を僕は知らない。昼間のことだから。

 僕が帰宅した時はキッチンに、子どもの握り拳大の白い塊があった。

 何これ?

 「餃子の皮」

 具は?

 「もう無くなっちゃった」

 皮を作りすぎたのか具が少なかったは知らないが、つまりは皮が余ってしまったのだ。

 具はどうするの? 具や具や、なんじをいかにせん。騅、逝かず〜〜!!

 「何をわけのわからないこと言ってるのよ」

  「そうだよ、おとうさんうるさいよ」と3人の子ら。

  嗚呼、四面楚歌。

  
  暫くしたら香ばしい匂いがしてきた。

 「はいお待ちどうさま」

 ナンだ。

 薄力粉と強力粉をマル秘のレシピで配合して練った餃子の皮。これを厚め大きめに伸ばして単にフライパンで焼いたのだった。そしたらナンみたいになった。

   これが旨いのなんのって。今度は豆カレーが欲しくなった。