告知・嵐山亭 「Summer Jazz」 のお知らせ 追加の追加

さて、お客様のご質問に回答。

Q 歌姫・中村沙理嬢って?
A 実は中村誠一さんの娘さん。某・音楽大学でジャズボーカルを専攻の期待の新人。実は僕は去年の春にもその歌声を聴いている。

Q エソラホールってスタインウエイがあるんですか!
A はい。世界の名器・スタインウェイがあるのだ。以前、うちのツレが仲間達と主催した「ブルース・スターク」コンサートの時は、スターク氏があまりの音のよさに予定をはるかに越えるリハーサルをしてしまったほど。

Q 話題の新譜「セレナータ」って?
A 話せば長いのだけど手短に。伊東さんのNYのアパートメントに中村さんが遊びに行って、つれづれなるままにアドリブでセッションしているうちにすごくイイ感じになってきたので、録音テープをまわしたという。そのテープが凄くいい出来で仲間内をまわりまわって評判を呼び伝説のテープになった。たまたまそのテープを聞いてやはり衝撃を受けた嵐山光三郎氏が「これは世に出さねば」と思い立ち、商品化された。
 
 ライナーノートに嵐山氏の曰く、
「友よ、目を閉じて聴きたまえ
 聴きましたか、泣けますねえ。ぼくの解説を読む前に、目を閉じてこの歴史的名盤を聴きましょう。
 ぼくはすでに62回ほど聴いてメロディを覚えてしまった。50年前に聴いた50年後のブルーノートみたい。
 いま,63回めを聴きながら、この解説を書いています。背中からメロディがしのびこみ、胃のあたりでシュワーッと溶けていく。
 毛細血管のすみまで音がしみていきます。音楽に酔い、なんてゴキゲンな時間なんだろう。やわらかく、セクシーで、せつなく甘い、ひとりぼっちの夜。『セレナータ』には都市の孤独がつまっています。」

CDは当日ももちろん販売いたします。お楽しみに。