今日は、くにたち市民祭り。一年で最も国立が賑やかになる日だ。
例によって、オープニングのパレードから見物。ツレと二人で行ってきた。
先頭は、リトル･リーグの選手に先導された市長、市議会、地元選出の都議会の議員さんたち。
行進の足並みは揃わない。でもそこがいい、国立らしくて。
続いては、消防庁の音楽隊。
これは見事。ぴたりと揃っている。さすが。こういうのを「一糸乱れぬ」と言うのだろう。対して通り過ぎた議会の先生方を見ると「麻の如く乱れた」と言う感じ。でもいいの。これでいいの。足並みが乱れた行進、好き。安心する。
さて一糸乱れぬ消防庁の次は、一糸まとわぬ、なんてことがあるわけなくて、そんなことがあったら消防庁じゃなくて警視庁が来ますですよ。
閑話休題。続いては各種団体。リトル･リーグやボーイ･スカウト、サッカーチーム等の元気のいい団体が続き、さらには赤十字奉仕団、保護司民生委員協会、老人会連合会、シルバー事業財団、年金生活者協会などの渋い団体が続く。〆るのは各村落ごとのお囃子の山車。
パレード終了後は市民祭の模擬店を冷やかして歩く。シルバー事業財団の甘酒が美味しい。今日は寒いのでこういうホット系にかけた団体はラッキー。ビール、ラムネなどは見向きもされずに気の毒である。
天下市は商工会青年部の主催によるお祭りで同時開催。というか、一応学園都市だから、一橋祭と天下市が呼応してほぼ同時開催で、その最終日に市民祭りが催されるのだ。
お昼ごはんは、天下市でなにか買って帰ってうちで食べようということになった。天下市には国立中の名店が出店を出している。目移りする。
目移りした結果、「長江菜館」の春巻、大根餅、ネパール料理「ミトラ」のタンドリチキン、キーマカレー、ナンを買って帰った。って、両方とも普段よく行っている店の良く食べてるものである。さらに言うと、去年の天下市でも買っている、多分。
いざとなると冒険できない。というか山田風太郎の世界である、と強弁する。「あと何回の昼飯」と考えると、まずいものは食べたくないのである。
といいつつ、内心は己が保守化を反省する秋冷であった。
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