午前中。キャブ・キャロウェイ。
午後。柳家小三治「うどん屋」。
「蕃茄さん、リハビリの時間ですよ」
の声に目を開けると、目の前は真っ白だった。
マクラに顔を埋めて眠りこけてしまっていたのだ。真っ白だったのはマクラカバー。自称「リハビリの虎」としたことが面目ない。連日の頑張りすぎで、ついに「電池切れ」になったか。
午後、エアロバイクで自主トレ。CDウォークマンは柳家小三治師匠の「うどん屋」。
変幻自在のマクラに酔いしれつつペダルを回していたら、突然、音が途切れた。
CDウォークマンも電池切れになったのだった。
「電池切れ」と「マクラ」に縁のある日だった。