「関頑亭展 〜谷保から国立へ〜」(くにたち郷土文化館)

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今日は午後から谷保へ。行き先は「くにたち郷土文化館」。


昨日初日の「秋季特別展 関頑亭 〜谷保から国立へ〜」を見に行ったのだ。



「人生飄々と」。国立が世界に誇る元祖不良老人、木彫家の関頑亭先生は御年92歳。仏師としては、わが国でも最高峰に位置する人で、天平時代に途絶えた「脱活乾漆技法」を30年かけて復活させ、現在もわが国唯一の作り手だ。


とまあ、凄く偉い方なのだが、その一方でとても気さくな方で僕のようなものにも気軽に声をかけてくれる。6年前のトークイベントでは僕が聞き手を務めた(自慢)。


その作風と人柄からファンも多く、作家故山口瞳氏のエッセイではドスト氏としてたびたび登場している。この展覧会は先生の原点とも言える少年のころに描いた郷土の風景画(ポスターに採用)から、脱活乾漆造の彫刻などを展示していた。


これは見応えあり。よく集めたなあ。これは凄いや。これは見なくちゃまずいでしょう。少なくとも「芸術の町くにたち」だの「国立の文化」だの蜂の頭だの言っている人は少なくとも。


遠い? こんな狭い国立の中でしかも駅からバス一本だよ。


忙しい? 大丈夫、この展覧会より大事な用事はあなたにはないから。



会場入り口では洗心美術館の小坂館長にお会いした。昨日ご紹介した三宮麻由子さんの個展が開かれている八戸の美術館の洗心美術館。こういうのを「遠い」っていうの。


それにしても師弟が八戸と国立で個展を同時開催だなんて、もう姉妹都市になるしかないんじゃない。



今日は開催を記念したイベントが開催された。



「関頑亭×嵐山光三郎 スペシャル対談」



もちろん参加。往復はがきで申し込んでいたのだ。往復はがきなんて何年ぶりだったろう。


頑亭先生の92年の人生に寄り添いつつ、その心と創作のクロニクルを90分で聞き出すという難題。さすが名編集者の嵐山先生で、脱線しつつも見事におさめた。


行きも帰りも歩いていった。「なんだ元気じゃない?」って言う勿れ。「元気」じゃないの、「リハビリ」なの。


秋季特別展 関頑亭 〜谷保から国立へ〜

会期:10月8日(土)〜11月13日(日)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
休館日:10月13日(木)・27日(木)・11月10日(木)
会場:くにたち郷土文化館特別展示室
観覧料:一般500円、団体(20名以上)400円
※中学生以下、しょうがいしゃとその介護者は無料


おすすめです。なお、ふだん「芸術の町くにたち」だの「国立の文化」だの発言しつつも忙しくていかれないという方は連絡ください。ガムテープでその口を塞ぎにいきます。



そのくらいおすすめ。


僕もまた行くつもり。何しろ何度でも観覧できる魔法のパスポートを都知事閣下からいただいているからね。


じゃ、会場でお会いしましょう。<今日の1句>


収穫は 絵なり人なり 谷保の秋



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特報!!
この展覧会の模様はマイテレビで放送されます。会場に来ていた旧知のディレクター兼チーフカメラマン兼メインキャスターのSさんから直接聞きました。

12日(水)の「デイリーニュース」にて。時間は18時〜、19時45分〜、20時45分〜、21時45分〜、23時45分〜