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今朝の朝刊。某社の広告。
忘れものを、届けにきました。
今さらいうまでもないが、ジブリの「となりのトトロ」と「火垂るの墓」の二本立て公開時のキャッチ・コピー。鬼才・糸井重里の傑作。
今朝の広告はそのブルーレイ発売を報せるものだった。
「忘れものを、届けにきました。」か。
30年近く勤めた会社の退職日にはズンと響くコピーだ。
電車の中でも一人ごちていた、「忘れものを届けにきました、か」
しまった、忘れていたことがあった。人形作家の石塚公昭さんにメールしなくては、だった。体中のポケットを探る。あ、携帯電話うちに忘れてきた。
落ち着け、自分。平常心、平常心。まずはコーヒーの一杯も飲んで・・・・、あ、財布も忘れてきた。コーヒーも飲めないじゃん。
捨てる神あれば拾う神ありSUICAあり。SUICA対応の自販機でペットボトルのお茶を買えた。そりゃいいけど昨日で定期切れてた。なんてタイミングの良い。
そりゃそうと退職日に一文無し。どうする。借してくれる人はいるだろうけど返せないぜ。
一時間後、僕のために開いていただいた朝礼でもらったお餞別をこそこそ封を開けてコーヒーを買う僕がいた。
あーあ、最後の最後までしまらないなぁ。
今風に言えば「ぶれない」とでもいうのかい。<今日の一句>
忘れ物は 届かぬ春の 船出かな
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