版画納品 〜わたしの「あきらめない」ということ

人気ブログランキングへの応援お願いします。1日1クリックだけが毎日更新の源です。
人気ブログランキングへ

過去ログのうち美術館・画廊レビュー関連の話題は こちらをクリックしてご覧ください。

「2011年に行った50数件の美術系イベント」のまとめについては こちらをクリックしてご覧ください。

−−−−−−−−−−−−−−−−
そんなわけで昨日は木版画をあきらめた。あまりの反故紙の山に凹み、「新作出すね」というマスオさんとの約束のほうを反故にすることにしたのだった。


午後イチで「プロジェクトGB」にむけて職人さんと打ち合わせをした後の日中は、やはり「プロジェクトGB」にむけて懸案の倉庫の整理。倉庫の中のものを原則的に一掃することにしたのだ。まあいろいろ出てきて春日八郎のカセットとか有馬徹とノーチェクバーナのレコードとか出てきた。あと何が入っているかわからないオープンリールとか20代の頃の社内報とか。もちろん目をつぶって捨てた。


あと落語のカセットが段ボール一個分。これは運命と思ってとって置くしかないかな。


そんな中で出てきたのが下の画像の品物。



版画用絵の具と肥後守ブラントの彫刻刀セット。あ、余談だが、若い人向けに解説。肥後守というのは切り出しナイフの代名詞。昔の小学生はこれで鉛筆を削った。それが某議員の運動と圧力である時期から持てなくなったと言う。


その某議員とは、若い頃、大杉栄と葉山の日蔭(影?)茶屋で刃傷沙汰を起こした神近市子だという。いや、未確認の話。以前、怪人・東郷隆先生に聞いた気がする。うろ覚え。


肥後守。「ひごのかみ」と読んでね。「ひご・まもる」じゃないよ。ダチョウ倶楽部じゃないからね。「肥後守」で「ひごのかみ」。僕は「卑語の神」、または「飛語の神」も可。


余談終了。そんなわけで、倉庫の片隅からいつ買ったのかもわからない版画用絵の具と彫刻刀が見つかったのだ。


これは神の啓示に間違いない、もう一回チャレンジせよ、あきらめるな、と。


帰宅してからチャレンジ。昨日の木口にちょっと加工を施し、摺り直し。まあまあのものができたので、なんとか時間ギリギリで納品。またまた「あきらめなければなんとかなる」なんぞというひねりのない経験則を積み重ねてしまった。


その作品、ここにはアップしません。モチーフは3月の末に話題になった「上野のパンダの交尾確認」です。「見たい」と言う奇特な方は「春夏秋冬展」にお運びください。

春夏秋冬展

特別出展として関頑亭先生も出展されるし、『君の手がささやいている』の漫画家の軽部潤子先生も出展されます。


そして夕刻。府中の郷土の森公園にテニスに行った次男・三吉が夕食時間になっても帰ってこない。ようやく電話がかかってきたら道に迷ったと言う(府中は道がくねくねでわかりにくい)。自転車をそこに置いてタクシーで帰って来い(自転車は明日、車で取りに行く)と指示を出すツレから電話機を取り上げ、その場から見える手がかりを聞き出それから見当をつけ帰路をアドバイスした。


その後も、郷土の森→中河原駅分倍河原駅→府中の森公園国分寺駅、と迷走し、途中、多摩市に向かいかけたりしてその都度電話をかけてきたが、八時半頃、よれよれで帰宅した。道に迷ったのは間抜けだが、よくあきらめずに帰ってきた。


だいたい道なんていうのは迷いながら覚えるものなんだよ。踏み外さないと「人の道」のなんたるかがわからないようにね。<今日の一句> 


あきらめない 愚直に春の 光かな





本日のウエイト 67.1キロ (プラス1.5キロ)

・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・

ご意見、ご希望は下の「コメントを書く」欄へ。内密な話はメールで。


人気ブログランキング参加中。ぜひ1日1クリックください!!
人気ブログランキングへ


蕃茄山人はなぜステッキを持っているのか・・・・。

リハビリ道楽←クリック!! 日本一役に立たない闘病記「リハビリ道楽」。



国立で楽しい俳画展。「春夏秋冬展」は5月3日から

春夏秋冬展 ←クリック