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午後、元の職場の後輩、ＫＺ団のヤス坊が雨の中遊びに来てくれた。いろいろ近況など伺う。なるほどそんなことがあったんだ、こりゃびっくり。果物と和菓子のお土産をいただく。ありがとう。お礼に「プロジェクトＧＢ」の概要をプレゼン。お礼じゃないお礼じゃない。これを「恩を仇で返す」という。
ヤス坊を見送った後、郵便受けを見たら展覧会のご案内ハガキ。
旧知の洋画家・知久正義先生からだった。
知久先生は元・小学校の美術教師。子ども三人がお世話になった。うまい下手にこだわらず、楽しくものづくりをしているかを重視してくださった。
グループ展のお知らせだった。「国立六月展」。会場は「ギャラリー国立」 。我が家からもっとも近い画廊だ。
会期は･･･、６月７日から。あ、もう始まってるし。
「９日の４時ごろから会場にいる予定です」と。
きょ、今日ですか。
時計を見る。５時２０分。あ、まさしく今。
慌ててジャケットを着ておっとり杖で駆けつけた。雨が降っていたから「馬手（めて）に杖、弓手（ゆんで）に傘」のスタイルで。
パーティーの真っ最中だった。奥で談笑しておられた知久先生にご挨拶。オーナーの方やプロデューサーの方も紹介していただき、短いが実りある時間だった。出展者は以下の方々（敬称略）。
佐藤多持
祁答院慶昭
サイトウビン
野々宮恒人
吉岡日登志
片山憲二
古田千鶴子
土屋裕正
高橋正江
池田俊雄
知久正義
会期は６月１２日（火）まで。油絵、水彩、版画など小品中心。小品ながらきっちりと正統派の気持ちのいい展覧会だった。会期中にもう一度見に行きたいな、近所だし。<今日の一句>
馬手に杖 弓手に杖で 夏の夕
本日のウエイト ６６．１キロ (ﾏｲﾅｽ0.4ｷﾛ)
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