今日は終日上野。いろいろ行きたいところがある。
まずは西洋美術館。
一番好きなこの美術館で開催中は「カラヴァッジョ展」。
光の描写が美しい。キリスト教的モチーフ中心。殺人の犯歴もあるなかなか凄い人だったことや30代の若さで死んだことを初めて知った。
常設展は休館中。大好きなシャイン・スーティン「狂女」には会えなかった。残念。
隣の科学博物館。
あまり興味ないなぁと思いながら「恐竜展」。
やっぱり興味が無かった。早足で出口に急いだ。
続いて都立美術館に向かったのだけど、ついでに上野動物園。
でも寒さに閉口。パンダの尻だけ見て退出。
温かくなったらまた来よう。
ついでなので「顔だけ大仏」を参拝へ。でも当番の僧侶が着帽のまま参拝した参詣人を居丈高に咎めるのに嫌悪感を感じてUターン。もう二度と行くことはあるまい。
今世紀初めの区内の銭湯たちの写真パネルを見学。
「銭湯のペンキ絵が富士山ばかりになったのはここ数年。ちょっと前までそんなことなかったよ」
と、斯界の第一人者である丸山絵師から何度か聞いているが、確かに少ない。
あと、うちのりんごちゃんのお兄さん(?)がいた。
そうか、うちのリンゴちゃんは本当に博物館クラスなんだね。
そしてやっと都立美術館。
書道展「第52回 創玄展」へ。
サラリーマン時代の先輩がこれに入選したと聞いたので。
ただ展示点数は厖大。あらかじめ展示エリアを訊いて無かったら一生探せない。
かっこいいなあ、こんな字が書けるんだ。現役時代にもらった引き継ぎ書や指示書はこんな字じゃなかったぞ。
となりの人の作品も面白かった。
そしてせっかく都立美術館に来たのだからメイン展示室で開催中の「ボッティチェリ展」。
もちろん素晴らしかったけどカラヴァッジョとボッティチェリのハシゴはなかなかハード。イタリア人でもなかなかしないだろう。東京人ならでは。
代表作ともいわれる「シモネッタの肖像」に魅せられる。でもこの作品は日本にあるんだね。丸紅所蔵だって。
そしてそのあとは第2の目的地に。というかもともとはこれだけに行くつもりだったけど、昨日になって先輩の入選を知ったので上野公園エリアにいったのだ。
ちょっと詰め込み過ぎですでに若干疲労気味で行ったのは、こちらもシモネッタ。
上野オークラ劇場。名匠・池島ゆたか監督の最新作『魅惑のラブハウス』の鑑賞ツアー。
キャスト、スタッフ、ファンによる鑑賞会。てんでに見に行けばいいのにと思われる人もあるかも知れないが、まあいろいろ事情があるのである。
ロビーに集合。監督はすでにおられてご挨拶。その前の作品が終わりそうになったところで急いでみんなで場内へ。ピンクは幕間が短い。
作品は池島監督らしい、ファンタジックでちょっと切ない、そして洒落たユーモアに包まれたロマンティックな映画。女優さんも可愛かったし男優陣も芸達者。暴力性はほぼない。暴力描写の多い映画、昔は好きだったけど今は苦手になった。
純情な奥手で最後の一線がなかなか越えられないヒロイン・ミク。その様子にイライラを募らせる肉食系の背後霊(この設定からしてぶっ飛んでる)はいろいろ仕掛けるがどれもうまくいかない。そこで最後の手段。女性の性の解放を標榜する謎の組織「ラブハウス」へとミクを連れて行く。そこに集う妖艶なマダム、熟練の職人たちはそれぞれ一癖も二癖もあって…。
次の作品も見たかったが、次の打ち合わせの約束が国立であったので泣く泣く退出。帰途に就いた。
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