待ち人と配達人(びと) - 国立駅前・ギャラリービブリオ連絡版(蕃茄庵日録別板）

待ち人２件。ともに配達人(びと)。

一件目は午後一番。ネットオークションの落札物件。

手に取るなりムッとする。定型外郵便での発送で４００円の送料が請求されたのだが、現物に貼られた額面は２５０円。１５０円余分に払わされた。腹はたったがこの先、やはり発送業務を行う自分がそういうことをしないようにとの戒めと前向きにとらえよう。たった１５０円、そしてついうっかりなんだろうけど、そのたった１５０円とそのうっかりのために、もうこの人とは決して取引すまいと思うものなのだな。

もう一件の待ち人、配達人がなかなか来ない。公式サイトのトレーサビリティで見たら、まだ営業所に入ってないみたい。これは明日かなとあきらめて買い物に出て歩きだし、西友が見えたところで縞のシャツの男に呼び止められた。

「今、うかがうところだったんです」

佐川男子。と言ってもうちのエリアは燻し銀で、僕と同年配の佐川男子。順番を変えて車の奥から荷物を掘り出してくれたんで受け取った。

中身は「うちわ市」のＤＭハガキ。

ここからは僕が配達人。

夕食前にの青の徒歩コースをまわった。夕食後、小泉孝太郎のドラマを見た後、赤の車コースをまわった。

ここまでは作家分。明日以降は同業社や協力店を回る予定。

◆別件　　　昨日のブログ「朗読、音楽、スライドで味わう乱歩と鏡花」に関する僕のツイートを義太夫三味線の鶴澤寛也がリツィートしてくれて、それをさらに漫画家の近藤ようこ先生がリツイートしてくれた。「先生、２２年前“稲生物怪録”をテーマに谷川健一先生との対談を組んだ編集担当です」と伝えたいが伝えるすべがない「人間椅子」な夜。

・・・・もうすぐ開催・・・・・・・

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