大晦日。
会議室のご予約は昨日まで。
年賀状は昨日のうちに投函した。
大掃除はしない。年明けにする。
おせちはずっと業者の。
そんなわけで今日は完全オフ。外に出ると寒いしお金もかかるしでずっと家でテレビを見ていた。
夕方のテレビ東京。「年忘れ にっぽんの歌」に感動。いや番組もよかったんだけど感動したのは新聞のラ・テ欄。
これで誰のことかすべて通じるところがすばらしい。正に歌謡曲は「国民文化」と言えよう。
そしてみんな姓なのに、さっちゃんとみっちゃんだけ「小林」「中村」ではなく「幸子」「美律子」表記。さすが。一字姓の千さん、吉さん、藤さんはキュークツで気の毒。
ちなみに「藤」さんとは当然「藤あや子」様（小学生のお孫さんがいるなんて驚異）である。
藤正樹さんじゃないから間違えないように。
ところで。中村美律子さんのご両親は銭湯の住み込み従業員だったとか。つまり国民歌手みっちゃんは銭湯育ちなのである。なんか嬉しいなぁ。
とまぁ呑気に過ごしていたら玄関の呼び鈴。
音楽出版&イベント企画の「オフノート」のディレクター氏だった。
え、どうされました？
「チラシを置いていただきたいと思いまして」
とピンク色のチラシの束を出された。
おおっ、アベシンがテーマのトークショー。安部さんを見出した編集者の高野慎三さんと代表作を映画化した坪田義文さんの。それは喜んで。大晦日まで大変ですねー。
「あ、これは？」
１月２３日からの「つげ忠男展」のチラシです
これもピンクですねー、図らずも。
「一束もらえればうちの安部慎一のチラシと一緒にくばりますよ」
え、本当ですか。願ってもない話です。安部慎一トークに反応してくれる人はつげ忠男展にも反応してくれるはず。よろしくお願いします。
「これからゴールデン街で年越しなんであちこちにばらまいてきますね」
ゴールデン街で怪しいピンクのチラシを見かけたらぜひ手に取ってご覧ください。
では、よいお年を〜。
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