梅まつり

さて、今日と明日は谷保天満宮の梅林で梅祭り。長女・花子(仮名・小4)を矢川の児童館まで送った帰りに寄ってみた。

 きれいだったなぁ、今日、明日がちょうど見ごろ。ひとまわりすると梅林のそこここにスケッチブックを広げる人、歳時記と句帳を広げる人が散見できる。僕も実は歳時記を持っていったんだけどね(汗)。

 緋毛氈を広げて野点の準備が進むのを見ながら境内に降りると、氏子の旦那衆による「おでん」「甘酒」の模擬店が出ている。甘酒のテントの中で甘酒作りの指揮をとる一人の小柄なご老体。キャットフィッシュ(=エソラ)の関マスオさんの父上、つまり国立駅前に聳える「せきや」の総帥だ。西東京随一の酒屋の大旦那が仕込んだ甘酒である。まずいわけがない。しかも、ここの甘酒、紙コップなんていうケチなものには入っていない。塗りのお椀でいただくのだ。量もたっぷりある。

 僕は年間なにがしかを納めて奉賛会の会員なので毎年引換券をいただいている。

券を渡して甘酒をいただいた。身体の中からあったまって汗が出てきた。

 参道の「上陽」の出店で名物の「つぼ焼き芋」をお土産に買ってかえった。これは中までしっとりとしていて旨い。


       梅の香に誘われ小さき画帖買う    蕃茄