えー、またしてもウルトラマンの話で恐縮であります。
昨日はウルトラマンの中でムカデの怪獣に殺された紙芝居屋のおじさんとその娘さんの話を書いた。
今日はウルトラマンの娘さんの話である。
初代・黒部進氏のお嬢さんといえば言わずと知れた吉本多香美嬢である。自身、ウルトラマン・ティガに主演された。親子でウルトラマンとは立派である。
そのスクリーンデビュー作は意外と知られていない。
「皆月」?
違います。
「樹の上の草魚」である。薄井ゆうじ原作の映画で、惜しげもなくその裸体を披露しているのだ。1997年の作品。
共演に、西川忠志、永島敏行、筒井康隆、鈴木清順、田村翔子、菊池則江
ストーリーは、
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男と女の二つの性器を持って生まれた少年。
やがて少年は男性器を失い、女性へと変わっていく・・・・・
離脱したペニス、土に埋もれた草魚、経血。
両性具有の世界を、美しくも退廃的な雰囲気を持って描ききった不思議な愛の物語。
原作は薄井ゆうじのベストセラー小説にして吉川英治文学新人賞受賞作品。
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DVD化もされている。
発売元 ベンテンエンタテインメント
販売元 アムモ
定価 3800円
なんでこんな宣伝めいたことを書き連ねるかというと、この映画の監督をした石川淳志という人が古い友達だからだ。前々回の「御柱」にも一緒に行った。今日、久し振りに会ってお茶して楽しかった。
一昨日、何気なく書いたウルトラマンの話だが、今晩、石川さんでオチがつくとは(ついてる?)思わなかったな。