素人と玄人、それぞれの悲しみ・・

昨日の話であるが、なにも一日中、スクラップ帖作りをしていたわけではない。

懸案の書棚の整理をしていたのである。

僕の場合、決して読者家じゃないのでそんなに蔵書は多くない。多くないんだけどそれを大きく凌駕するほど整理能力がない。だから同じ本を何冊も買ってしまう。

そんなわけで、意を決して大整理をした。スペースは決まっているわけだから、すっきりさせるには捨てるしかない。

書籍・雑誌とも涙を呑んで処分して、自分ではけっこうスッキリしたと思ったので、ツレを呼んで見せることにした。

「どうだ、だいぶスッキリしたろう? 素人にはわかりにくいけど、ずいぶん処分したから軽〜くなっただろう。どうよ?」

って問うと一言、

「わたし、素人でいいわ・・・・・」