国立で遊ぶ日曜日
午後、富士見台のKF街角ホールへ。「'04KFにぎわいアート展」へ。
そう、先週の土曜日、となりの「カフェ ここたの」まで行っていながら、知らずに行き損なってしまった展覧会だ。本日、最終日。
国立市内の実在の商店をモチーフに描かれた作品の展覧会でなかなか見ごたえがある。良く知っているお店が、水彩やポップアートやコラージュなどいろいろなタッチで描かれ、作品となっている。賛助作品として、関頑亭さん、関敏さん、関マスオさんなど、国立で人気の高い画家の作品も出品されている。
かなり面白いイベントで、国立に住んでいる人、国立を知っている人だったらかなり楽しめると思う。思うんだけど、僭越ながらこうすればもっとよくなったのに、が数点。
まず、宣伝が足りないかな。市報以外のインフォメーションをでついぞ見かけなかった。KF街角ホール自体の知名度がまだ低いのだからなおさら。ちゃんと宣伝すれば、三画伯のファンだけでも結構集まるし、作品も売れるんじゃないかな。また市報やチラシのコピーもセンスはいいんだけど、イベントのセールスポイントが今ひとつ伝わってこなかった。
絵をただ掛けっぱなしにせず、付加価値をつけてはいかがか。例えば、関頑亭さんの作品の風景画のリトグラフは、60年以上前に描かれた谷保の原風景である。そして国立駅頭を描いたリトグラフは、山口瞳先生の名エッセイ『金曜日の夜』の表紙絵である。そういうことを説明したプレートをつけるだけで、ファンへのアピール度は増し、売れ行きが全く変わってくるものだ。
などとエラソーにケチはつけたもののイベント企画自体はすごい。ぜひこれからも続けて欲しいと思った。
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旭通り東入ル「ギャラリー・コロン」で「関敏展」。石や玉で作られた硯や筆架や文鎮などが主。石を彫って作った「蝉」の筆架が凄くいい。触ったときの冷たさや持ち重りがたまらない。もうすこし年をとったらこういうものを持ちたいな。今はまだ10年はやい。
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続いて、今日もエソラ(=キャットフィッシュ)へ。今日も二子国文治さんが大活躍。久し振りに伝説の盆栽師・空太郎さんにも会えた。
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ツレが長女・花子(仮名・小5)を連れて外出していたので、男三人で夕食。北口の「さか本」で男ラーメン。相変わらずウマイのだが、隣りの毛皮のコートにヴィトンのバッグの女性の香水がキツくて閉口した。