続・幸せの絶頂と不幸の谷間

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さて、最近僕は小泉武夫さんの本に凝っている。東京農大教授で発酵学、醸造学の権威。そして「怪食」の第一人者である。別名「発酵仮面」「味覚人飛行物体」「食魔亭」。

キャッチフレーズは「?臭い?が旨い」。納豆、クサヤ、なれ鮨、塩辛などなど、臭いものは旨い、そして旨いものは臭い、というのだ。

今日読んでいた本でも「イカのワタ」の旨さについて熱く語っておられた。当然、読んだ僕の気持ちは、

ああ、塩辛喰いてぇ!!

である。


居ても立ってもいられず、国立駅を出ると「蛍の光」流れる西友に飛び込み、瓶詰めの塩辛を買った。

「熱いごはんをこの塩辛で一杯。二杯目はお茶漬けで・・・」

なんてニンマリしながら家のドアを開けたら、マンガを読んで夜更かしした長女・花子(仮名・小五)が飛び出してきた。

「お帰り!! 今日はお父さんの大好物のハヤシライスだよ!!」

嗚呼! よりによって・・・。

噂に聞く「納豆カレー」は実際に試してみてそこそこに旨いことがわかっているが、「塩辛ハヤシ」を試す勇気はないのである。


もちろん大好物のハヤシライス自体はとても美味しく、おかわりまでしてしまったのであるが。