遅ればせながら亀田興毅選手のタイトルマッチについて

今までは決してまともに攻撃してこない相手との対戦だったのに、いきなり、明らかに挌上の攻撃力を誇る相手と戦わされたのである。まともに戦えるわけないのはわかりきっている。

いやなに、今朝のテレ朝「スーパーモーニング」での亀田史郎氏とやくみつる氏の舌戦である。僕はその番組を見てないのだけど、何しろ相手は「意地悪のプロ」である。ZAKZAKで見る限りはワンサイド・ゲームだったようだ。もちろん、やくさんの圧勝。



それでは予告どおり、今宵は柄にも無く、8月2日(水曜日)に行われたWBA世界ライトフライ級タイトルマッチについて申し上げたい。

スポーツ音痴の僕ではあるが、ふとチャンネルを回したら (別に本当に回したわけではないが)、試合が始まるところだったので、つい最後まで見てしまった。


いろいろ論議を呼んでいるようだが、試合内容や判定の是非についての論評は見巧者の方々にお任せする。


リングサイドの観客席をウォッチするのが面白かった。森喜朗とか朝青龍とか目立つ人がたくさんいた。「週刊実話」「アサヒ芸能」「実話ドキュメント」等の愛読者である友達によると、「その筋の有名人」もたくさんいたそうである。


だけど、一番目立っていたの「康さん」だった、


康 芳夫(こう・やすお)・・・・通称・伝説の暗黒プロデューサーだ。ネッシー捕獲探検隊結成、人間猿のオリバー君招聘、「家畜人ヤプー」プロデュース、モハメド・アリ戦の興行、アリ対猪木戦のマッチメイク、などで知られている。

白髪のロン毛の大男で、業界筋のパーティーにはショッキングピンクのマオスーツで必ず現れる。昨年には、自伝的奇書『虚人魁人 康芳夫』(学研)でずいぶん話題になった。

虚人魁人 康芳夫

そんな康芳夫さんがリングサイドにいたので目立つこと目立つこと。で、伝説のプロデューサーと言われるぐらいのアクティブな人だから、落ち着かない。じっとしていない。右にユラユラ、左にユラユラしている。そのうちに真っ黒いサングラスをかけてユラユラしている。


気の毒なのが後ろに座っているひとである。なにしろロン毛の大男である。動かれるとリングが見えないのである。


そしてその康さんの後ろに座っていたのが女優の川島なお美嬢だったりするから面白いんだな、これだ。川島嬢は康さんが右に揺れると左からチョコンと顔を出し、康さんが左に揺れると右から顔をピョコンと出して観戦していた。明らかにイライラしていた。




川島嬢の公式サイトの日記にもこの試合の様子が見れる。康さんの頭にムッとしていた様子も読み取れる。

文章から察するに、康さんのことはご存知ないらしい。世代的にもやむを得ないのかな。

って、この方たしか僕と同じ年、いやわずかにあちらが年上だよ。 OH!驚異のアンチ・エイジング。