アイポッド・シャッフル

ご心配をかけたアイポッド・シャッフルであるが、ようやっと使えるようになった。長女・花子(仮名・中2)あたりが虎視眈々と狙っていた様子で、下手に使い方を聞いたりすると命取りなので、自助努力でやった。

それにしてもこの小ささよ!! ほとんどクリップである。僕の高校の終わりごろ売り出されたウォークマンはえらい違い。隔世の感がある(「感」ではなく「隔世」なのである)。

初代のウォークマンなどはまるで弁当箱であった。腰のベルトに提げると重みでズボンが下がった。乾電池もあっという間になくなるので、バッテリーパックも売り出された。バッテリーパックも提げると、さらにズボンが下がってずりあげるのが大変だった。それに対して今の若い連中は自ら望んでズボンを下げていやがる。まったく隔世の感がある(「感」ではなく「隔世」なのである)。


そうか、腰に弁当箱のようなウォークマン。まさに腰弁。きっと自分の未来予想図を予見していたかのようである。

こし‐べん【腰弁】
「腰弁当」の略。
こし‐べんとう【腰弁当】
1 腰に弁当をさげること。また、その弁当。
2 《江戸時代、勤番の下侍が腰に弁当をさげて出仕したところから》毎日弁当を持って出勤する人。下級官吏や安月給取りのこと。(「大辞泉」より)

と、自虐的に落としたところで、続きは明日ということにさせていただきます。