国立狸事情 最終章 〜最大の決戦〜

banka-an2007-10-02


そういうわけで我が家の玄関先に狸が出たわけである。なぜかなぁと思っていたら、今日、謎が解明した。

犯人は長男・虎太郎(仮名・高3)であった。

いや、別に虎太郎が狸だというわけではない。確かに体重は僕を凌駕し丸顔で目も鼻も丸い。だが一応人間だ。

狸というよりハムスターで、エサを小屋の隅に隠す習性がある。つまりキッチンのお菓子入れにあるお菓子を自室に隠匿する悪い癖があるのだ。でも良く忘れる。

ちょうどうちに狸が現れた数日前にはお菓子箱から「柿ピー(柿の種&ピーナッツ)」を持ち出し自室においていたという。でもそのことを忘れて放置しているうちにすっかり湿気て食えなくなったそうだ。一部、カビも浮かび始めていたらしい。

そこで証拠隠滅とばかりに窓からザラッと投げ捨てたというばちあたり。その夜である狸が現れたのは。ちょうど虎太郎の部屋の窓の真下が狸がいた場所に当たる。窓の下に不法投棄した柿ピーに惹かれてタヌ公が現れたというのである。

本当かなぁ? 本人はそういっているのだけど、ネタが多いやつだからなぁ。


いずれにせよ、柿の種を外に投げたりしないように。MOTTAINAIというだけじゃない。 もし柿の芽が出たりしたら、猿と蟹に狸を加えての三つ巴の合戦、「最大の決戦」が始まってしまうではないか!?