10月7日は「イイフーフ」の日?

banka-an2007-10-07


昨日は昼食がキッチンバンビでハンバーグやらクリームコロッケを大盛りライスでいただき、夜は胸焼けするほどマグロのヅケを食べてしまい、胸焼けが収まったあたりで泉屋のスペシャルクッキーズをボリボリ。ダイエットの神様はすぐバチをあてる。きをつけないと。


だから今日はライトメニューにして、そして家にいるとつい食べてしまうので、外歩きをすることにした。少しは動かなくっちゃ。


下駄をはいて図書館へ。運動のためにと言って図書館に行ってしまう駄目な俺。


図書館に隣接したテニスコートからはポコーンバカーンとテニスの音。揃いのウェアで楽しそうにラケットを振る若いカップル。ふふーん微笑ましいね、とよく見ると若いカップルじゃなかった。幼馴染のマァ坊夫妻だった。


マァ坊(仮名・もう47歳になったよな)は幼稚園、小学校、中学校と同じで、高校は僕が吉祥寺蛮風学園(仮名)で、彼が兄弟校の川崎蛮風学園(仮名)、そして大学が同じく飯田橋清貧大学で一緒になった。結婚したのも同じ頃だったかな。


ちょうど終わるところだったので追いかけて捕まえ、久闊を叙する。ご夫婦でテニスとはお若いね、と褒めると、


「いやいや、誘ってくれる人があってネ」


と照れる二人。いや誘われてやるところがえらい。僕などはいくら誘われてもやらないだろう。


いや、その前に僕をテニスに誘ってくれる人などいない。世間と言うのは本人以上にその人を正しく理解しているものなのである。ちなみに僕は子どもの時を除くと海で泳いだことがない。サラリーマンになって25年近くが経つが、ゴルフをしたことがない。世間と言うのは以外にその人を正しく理解しているものなのである。


よく「世間は私を誤解している」という人があるが、じつはそうじゃなくて「私が私を誤解している」のである。


マァ坊夫妻は自転車に乗って颯爽と去っていった。かっこいいなぁ。


僕もツレと二人で行動することはないでもないが、その珍しい機会が昨日の国立演芸場だ。まるで老夫婦だね、どうも。揃いのウェアでテニスとはえらい違いだ。その前が、「蟻の兵隊」。枯れてるぁ・・・・。


それはともかく、というか自分のところはともかくなんだけど、マァ坊のところなどを見ると、健全に年輪を刻んできた夫婦というのはいいな、と思ってしまう。まあ長い年月、いろいろあったんだろうけど、それを乗り越えて、お揃いのウェアでテニスで汗を流すなんて素敵じゃありませんか。


で、この話、明日に続くのであります。多分。