リベンジ。湯島→御茶ノ水

リベンジの時である。

前回、前々回と帰りに道に迷った春日通り沿い、湯島の某店である。

前々回は御茶ノ水に出るはずが左にそれて御徒町に着いてしまった。前回は「迷ったら右」と念じたら、また春日通りに戻ってしまった。

まるで狸に化かされたか狐につままれたみたいである。どこを?

そういうわけで今回はリベンジである。地図は持たない。地図に頼ったら負けである。誰に?

そう、多分前回前々回は飲みすぎて道を誤ったのだ、多分。だから今回は道を誤らないように、あまりゴックンしなかった。日本一!!


そうしたら・・・・。あっさり着いてしまったよ、御茶ノ水に。なんでこんな道を迷ったのだろう、不思議だ。まるで狸に化かされたか狐につままれたみたいである。どこを? ←しつこい。

でもとにかく行き着いた。うん、かんたんかんたん、どんなもんだい。


ほんとは前回前々回と僕が道に迷ったことを知っている同行の後輩・K君が、「ここを曲がってまっすぐっすよ」、と交差点まで着いてきてくれたのだった。ほとんどおじいちゃん状態、老いては子に従えである。地図には頼らないが人には頼る。


後進の助けを借りつつも、みごと到達した御茶ノ水駅から見る「御茶ノ水城」は、今宵ひときわ輝いて見えた。