鉄っちゃんがいっぱい

今日は中央線がすべて各駅停車。快速も特別快速もない。なんでも新宿駅で大きな工事がある関連らしい。


朝、国立駅で駅員さんに食って掛かっている人がいた。ルートの質問をしたのだけど意思の疎通がうまく行かなかったようだ。千葉方面に行く黄色い電車、もとい黄色いラインの電車のことを表現するに、駅員さんは「中央緩行線」といい、お客さんは「総武線」と言っていた。この辺が難しい。

以前、某リポートに松本駅のことを「篠ノ井線松本駅」と書いてダメ出しを食らったことがある、「中央線だろう」と。中央線も乗り入れているけど、篠ノ井線が正しい。まあ、この辺が難しい。


この辺の難しいことを考えたり覚えたりするのが好きなのが鉄っちゃんである。なにか珍しい列車が走る時などはホームの先端に三脚が並ぶ。これが「撮り鉄」というそうだ。それよりも乗ることが楽しいと載ることにこだわるのを「乗り鉄」というそうだ。そして僕みたいなのを「満鉄」という。いや、それは冗談。


今日もいましたよ、吉祥寺に「鉄」が。でも今日のは少し変わっていたなあ。20歳前後の若者なんだけど、槍を持っている。いや、槍じゃないや、アルミの旗ざおだ。デモ指揮か。いや、今どきそんなことはあるまい。

冒頭書いたように今日は特別ダイヤ。混乱を防ぐために始終、特別ダイヤを告げる運行案内の場内アナウンスが流れている。彼はそれを録音しているのだ。旗竿の先にはICレコーダーが括りつけられていて、スピーカーの前で待ち構えていた。他の雑音など入れないぞ、の構え。


つまり、「撮り鉄」、「乗り鉄」の次は、「録り鉄」の登場ということか。




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