昼前、自転車で「くにたち郷土文化館」で開催中の「水車の時代」展に行ってきた。
国立の水車か・・・。国立で水車というと、富士見通りの居酒屋「信濃路」を思い出すけどね。行ったことはないのだが。
VOWなら「開いてる時に写せ」と怒られてしまうね、こりゃ。
昔は駅近くにも水車のある店があった。公民館のちょい手前の向かい。「かにや」って言ったかな。田舎料理の店。本当に(モーターでだけど)、水車が回っていたような記憶がある。
後に、料理屋を廃業してゲームセンターになった。水車のあるゲームセンター・・・・。なかなかの奇観である。
そんなことより、くにたち郷土文化館の「水車の時代」展である。
知らなかったが、国立、いや谷保村にも昔は水車がたくさんあったそうだ。江戸時代から昭和前期にかけてね。
お米をついたり(精米)、粉をひいたり(製粉)。僕もそこまでは想像していたんだけど、製糸にも使っていたそうだ。なるほど、養蚕もそこそこ盛んな土地だったしね。
養蚕で製糸となれば当然、絹なのだけど、僕の頭の中で木綿のようなイメージが去らないのは、「森の水車」の影響だろう。
いや、つまり「コトコトコットン、コトコトコットン」だからコットンであろうという、なんともファドレドシドレミファな連想であるが・・・。
展示は、パネル展示に加え、谷保の農家の蔵に残されていた歯車や杵、臼、糸繰りなどの現物や、製糸に関わる文書などいろいろ。段ボールで作った実物大の水車も面白い。また三鷹や都留で行われている、水車を使った小規模な発電などの実験のビデオ展示もあってわかりやすい。
販売されている図録には父の名もある。古文書の翻刻をさせていただいたそうだ。
オリジナルグッズの水車柄の手ぬぐいもかっこいいぞ。
くにたち郷土文化館「水車の時代」展
12月6日まで。入場無料。
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