「へんりっく」千秋楽

松屋」の「デミ玉ハンバーグ定食」は美味いけど塩が強すぎる。丼飯何杯でもいける。いかないけど。


と、腹ごしらえして行った先は渋谷。「へんりっく」の渋谷・イメージフォーラムでの最終上映だ。劇場前には石川監督、岡田プロデューサー、そして今日のトークゲスト、映画監督の瀬々敬久さんの姿。


友達のトニー・セイント(45歳くらい。日本人)と現地待ち合わせ。劇場は満員御礼、立ち見も出た。


瀬々敬久さんは映画「感染列島」で現在のパンデミックを予測し、またテレビの「情熱大陸」では内澤旬子さんを追い、読書人の話題をさらった人。過激なバンド「頭脳警察」のドキュメント、「頭脳警察」が明日公開である。


トークで瀬々さんがおっしゃっていたのが、「へんりっく」の空の美しさ。言われてみればなるほどそうだ。カット、カットに差し込まれる空の美しさは印象的だ。


「へんりっく」を見るのはこれが三回目。全然飽きない。見るたびに発見がある。今回は瀬々敬久さんに教えていただいた空の件。

それと乗り物。電車や地下鉄に乗っている時の偏陸さんの静かな佇まい。固い表情。猛スピードで走る乗り物の中、偏陸さんの周りだけ、時計が止まったよう。

一方で、ラストでの相棒・山ちゃんの旅は白日夢のように美しい。年とったジョバンニとカンパネルラみたい。あ、この列車の旅は夜じゃないと都合が悪かったね。


帰り、渋谷駅までの道すがら、トニーと宮益坂を下りながら、「映画っていいねー」と今さらながらマイク水野みたいなことを言っていた。


石川監督、4週間お疲れ様でした。


写真は「へんりっくTシャツ」。この秋の記念に買いました。イラストは宇野亜紀良。




人気ブログランキング参加中。ぜひクリックください!!

             人気ブログランキングへ

皆様の1日1クリックだけが、毎日更新の励みです。ただいま「サラリーマン部門」19位。感謝。