国分寺・国立今昔写真帖
好天の3連休最終日。出かけて明日に疲れを残してもいけないので、日がな一日、「写真集」を眺めて過ごした。
写真集といっても「サンタフェ」ではない(古い)。かといって「ウォーター・フルーツ」でもない(もっと古い)。実はもっと、ずっと古いものの写真集だ。
はい、お待たせしました、ついに出ました、と言ったところか。『国分寺・国立今昔写真帖』が発売になった。国分寺、国立の昔の写真と現在の写真を対比させた決定版写真集だ。
よく集めたなぁ、と感心する。町の創世期の原野にポツンとある国立駅、木造の公民館。穴ぼこだらけの旭通り、うん、市制祝賀パレード(昭和42年)はちょっと覚えているぞ。当時、親にいくら説明されても、このお祭りの意味がわからなかった。ああ、スカラ座も・・・。なんて洒落た外観、本当にカッコイイ映画館だったんだ。死んだ子の年を数えるようだけど、惜しいなぁ。文化財だったなぁ。
その懐かしい写真の中にはわが「富士見湯」の姿もある。もうちょっと威風堂々だった様な記憶があるが、こんなものなのだろう。
事前の案内チラシには「専門家が監修し」とあった。誰だ、専門家の監修者は・・・・。と、とぼけてみたが、この本の監修者のNさんは、写真の専門家で郷土史にも非常に明るい人だ。それなら納得。
そして蕃茄山人さんの幼稚園の一年後輩なんだな、これが。「ヤマハ音楽教室」でも一緒だった。背が高い品のいい子どもで、当時の国立ではちょっと珍しいタイプだった。といううっすらとした記憶がある。卒園以来、四十余年、お会いしていなかったのだけど、この本の制作がご縁で、メールでの再会を果たせた。僕がずっと以前に作ったホームページの「わが町・国立〜国立伝説」を読んで連絡をくれたのだ。幼稚園が同窓だったのは偶然。
そのホームページの件や、メールでの他愛のない雑談(同じいじめっ子にいじめられていたこととか)で、奥付の「協力者」にも「蕃茄山人」と載せていただいた。過分な扱いをいただき恐縮です。
くにたち郷土文化館、市立中央図書館、たましん地域文化財団、国立写真店(国立一の老舗の写真スタジオである)、などと並んで「蕃茄山人」。いやはや申し訳ない。
郷土出版社刊『国分寺・国立今昔写真帖』。A3判上製・アート紙150ページ。9800円。内容や体裁を考えるとこれは安い、と思う。
増田書店にも東西書店においている。限定発売なので、興味のある方はお急ぎを!!
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