怪力乱神を語らず 〜「そば処 志田」の話・最終章〜

先週の日曜日(2月28日)に国立の老舗そば店「志田」に行った話もいよいよ最終回である。

「日曜日に蕎麦屋に行った。うまかった。」

の18文字ですむことに一週間もかけてしまい申し訳ない、しつこくて。


「そば処 志田」に行くまで、ずっとテレビゲームをやっていたわけではない。ちゃんと本を読んでいた。


盟友・守屋淳氏の新刊『「論語」に帰ろう』(平凡社新書)である。

「論語」に帰ろう


やはり珠玉の言葉の数々が染み入ったわけなのだが、もっとも僕を捉えた言葉は、


 「子不語怪力乱神」


 読み下しでは「怪力乱神を語らず」。つまり、孔子先生は理屈では説明できない不思議な現象や神や不可思議な力などについて語ることが決してなかった、という意味だ。


僕は、幽霊もUFOも生まれ変わりも占いも一切信じていない。

だから僕は孔子に近い、なんてことを言っているんじゃなくて、僕の場合、信じてないのに、話としては好き。レディ・コミの「本当にあったシリーズ」とか山本まゆりとかも好き。古い話だけど「うしろの百太郎」とか「恐怖新聞」も大好き。「カルラ舞う」とかもね。


だから、「怪力乱神を語りまくり」。論語からは一番遠いかもね、俺は。



で、話は「そば処 志田」に戻る。


志田のお品書きを広げてびっくりしたのが「怪力うどん」。「力うどん」は知っているけど「怪力うどん」とはなに?

果たして、カレーうどんにモチが2個入っているものだった。

モチが入っているのが「力うどん」だから、2個なら力も2倍。さらには「カレーうどん」の頭文字の「カ」も加わって、力は3倍。すなわち「怪力」。どうなんだろ、これって「志田」さんのオリジナル? それとも一般的にポピュラーなもの?


あいにく、昼食がカレーだったので食べなかったけど食べてみたい。一週間経ってその欲求はおさまるどころか強まるばかり。狂おしいほど(大げさ)。次回はぜひ生かせていただきますわ。


その暁にはたっぷり「怪力乱心」を語らせていただきます。


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